空から眺める景色と言うのは、なかなか美しいもので、
飛行機に乗った時は雲間に見える地上に夢中になったものです。
今でも、Googlemapの航空写真を見るとわくわくします。
sorae.jpの記事によると、NECは3月13日、
高性能小型レーダ衛星「ASNARO-2」が初めて撮影した画像や、
九州南部の霧島連山の新燃岳で緊急テスト撮影された画像を公開したそうです。
1月に「イプシロンロケット3号機」で打ち上げられたASNARO-2は
合成開口レーダーを搭載、分解能は1.0m。
場所を特定した高性能な撮影が可能。Xバンドレーダーの利用で地上植物の観察も可能と。
最初にASNARO-2は2月4日に、ヨーロッパ上空を飛行中に初観測を実施。
畑の育成状態の違いを明るさで確認。
3月1日には新燃岳周辺の緊急テスト撮像を実施、
光学センサーでは確認しづらい火口周辺の溶岩の動きも捉えました。
4月からNEC衛星オペレーションセンターの稼働を本格化、
9月からは画像販売サービスの開始予定の様です。
2014年の光学衛星「ASNARO-1」が打ち上げられています。
「ASNARO-2」の立体画像と光学写真の合成なら、美しい地形が詳細に再現されるのでしょうね。
航空写真よりずっと高い所から見る地球、肉眼で見たいものですね。
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