mixiユーザー(id:1636520)

2018年02月12日08:15

221 view

続々ハロウィーンはバレンタイン

仕事場は欠員が続いており、遅番勤務と言っても、出勤は8時。終わりは9時過ぎ。
へろへろになって帰って、昨日の休みは昼寝をむさぼっていました。
ん。
なんか、外が騒がしいよ。複数の女の子の声だ。

ピンポーン。

だだだ、とトイレを飛び出して行ったのは橙助。
なんだ?
玄関で女の子たちと何やらやり取りをしている。遊びのお誘いかな。
ややあって部屋に戻ってきた。おやつが入っているコンビニ袋をがさがさやっている。

「どうしたの?遊び行くの?」
「ん?んん」
「だめだよ、そのチョコビは八作が楽しみにしてたやつだから」
「ああ」

結局何も持たずに再び玄関に出てゆく。ややあって、女の子たちはまたわいわい言いながら自転車で去っていき、橙助が戻ってきた。

「何?どうしたんだよ」
「チョコ、もらった」

え!

やってきたのは、アルトホルン2名と、ハロウィーンにお菓子をくれた打楽器奏者。
手の込んだチョコだよ、これは。バレンタインに先んじてやってきたらしい。

「ところでさあ、なんでお返しにお菓子をあげようとしたんだよ。バレンタインのお返しはホワイトデーって、そういうシステムだよな。トリックオアトリートではないよ」
「いや、あの、ぱにくってた」

ハロウィーンのトラウマはまだ続いているようなのでした。




1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する