半開きのドアから、ちらりと見えた舞台。
じつは、この狭いスペースが、
本番中は、しばしの休憩所にもなっていました。
本番中に休んでいるキャリーとフレディ。
(ドアノブに手をかけているのは舞台監督さん)
待ち時間が長かったりすると、
ひと息入れるために、楽屋に戻るのですが、
楽屋は階段の上。
ちょっと面倒〜ってときには、
ここが一番の休憩所になるのです。
この横に外へ出る扉があるので、
汗だくになるフレディは、よく外に涼みに出ていました。
(あ、もちろん、劇場の敷地内です。この姿ですから
)
そして、この「静かに」の扉を開けると、こんな感じ。
そしてまっすぐ進むと、上手の前の袖になります。
そしてこちらが奥の袖。
上手の奥の袖だから「上奥」なんて言い方をします。
白い線はおなじみ、見切れ線ですね。
ここを出ると、客席から見えてしまいます。
奥の袖から1歩舞台に飛び出したとき、
役者の目には、こんな風景が見えています。
これは本番前のダンスの稽古。
ダンスだけは毎日、本番前に必ずさらいます。
大概、どこでもそうですね。
これだけはきちっと合わせなきゃなりませんから。
衣裳はつけませんが、靴だけは本番用です。
さて、その舞台から、奥の方へ目をやると、
奥にはごちゃごちゃしたものが。
衣裳や小道具、飲み物などを置いておく台です。
普通の公演だと、
私物の飲み物と、小道具などは別にするのですが、
こちらは小道具がほとんどないので(笑)
一緒に置いても問題ないのです。
そういえば、舞台も素舞台。
ってことは、他の公演と違って、
上手も下手も関係ない?
ってことは、上手とか下手とか、
わざわざ見せる必要ない?
・・・と、そう思うと心が折れそうになるので(笑)
とにかく続けます!
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