講師は東京大学付属病院放射線科の中川恵一准教授。
専門はガンの放射線治療と緩和ケアですが、厚生省のガン対策委員会のメンバーでもあり、日経新聞夕刊での連載や多数の本を上梓されています。また原発事故の放射能問題への提言でも有名です。
生憎の雨天で駅１５分と遠いにも拘らず、小岩アーバンプラザの４００人程の会場内はほぼ満席。主催は中川先生が兼務する江戸川病院と、そこで治療を受けたガン患者の集まりであるＴＯＭＯの会。
昨年２月のＴＯＭＯの会の講演会は前立腺ガンに限ってでしたが、今回は中川先生の新刊発売もあり、胃ガンから肺ガンに乳ガンと幅広く、ガン知識と予防法を重点とした９０分の講演。以下要旨です。
�ーＮ鼎楼貳�勝負！
闘病ブログで有名な小林麻央さんは乳がん発覚後３年で亡くなった。診断遅れと民間療法が悔やまれる。
��標準治療とは
Standard Therapy の直訳。言葉から「並みの治療」と誤解を受け易いが、現時点での最善最良の治療法。
��生活習慣で予防
タバコは厳禁。過度飲酒に塩分過多と野菜不足や肉食偏重に注意。糖尿病と肥満に運動不足も避ける。
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胃ガン原因のピロリ菌は血液検査、肝臓ガンは肝炎ウイルスを調べ、子宮頸ガンはワクチン接種で予防。
講演では自信を持って話されていたのが印象に残ります。勇気づけられたのか、参加者の顔が明るく感じました。そう自分もね。
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