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2017年09月27日21:09

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ヴェローナの巨大なアレーナでトスカは情熱的でした

8月のイタリー旅行6日目で最後の日。
相変わらずもヴェローナでまったりと過ごす。
ほぼ見るところも見たのでただひたすらぐだぐだと過ごす。
お昼になったらお約束のようにいつものBottega Viniへ。
この日は最後ということもあっていつもの軽食とグラスワインじゃなく
がっちりとした食事とボトルワインを。
出てきたワインリストは電話帳並みの分厚さと年季の入った感じがありました。
ここまで分厚いのは初めて。
隅から見ているとワイン好きにはたまらないラインアップがピンからキリまであります。
もともとここのグラスワインのラインアップの多さからも予想はできましたが、
ワイン好きにはたまらないお店でした。
またヴェローナ来たらまた行きたくなるお店でした。
この日はイェルマンのワー・ドリームスを頼み、リゾットをメインにしました。
ドリームスはやっぱりエレガントですな。

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またも近くで土産物を買ったりホテルで昼寝したり
(ホテルのフロントマンが顔を合わすたびにミスター・サトーを思い切りいうのにはちょっと辟易ですが)したのち最後のオペラを観にアレーナへ。

トスカ @ アレーナ・ディ・ヴェローナ

今回のオペラ鑑賞の中で唯一のプッチーニの作品。
前2つの「ナブッコ」、「アイーダ」は作品の内容から大掛かりなセットも映えるもののこじんまりとした「トスカ」はいかがなものか?・・・・・・と思ってわざと前から1列目を取ったのですがわりに悪くなかったです。

タイトル・ロールのアルテタはスペインのソプラノ歌手で
ナポリのサンカルロ、デュッセルドルフ、ロンドンのロイヤル・オペラで活躍されている方のよう。
なかなか情熱的な感も出しており、アリア「歌に生き、恋に生き」も聴きごたえありました。

対するカヴァラドッシはアントネンコ。
当初の発表だとアルバレスということで楽しみにしていたのですが、またもアバウトなイタリーに裏切られました。
アントネンコは以前にパリのバスティーユやNYのメットで「オテロ」を観た際にもタイトル・ロールで観ておりしっかりしたテノールなのではありますが、ちょっといかつい感じがありオテロには合っているかもしれないけどカヴァラドッシの甘い感じはちょっとうすいかな?
やっぱりアルバレスで観たかったなぁ・・・

敵役スカルピアはロシアのバリトン、スタッセンコ。
ちょっと先の二人よりはインパクトがうすくあまり憎々しさが出ていませんでした。

で、やっぱりこの日も1幕目最後の「テ・デウム」の合唱が圧倒感を持っていて素晴らしかったです。

最後のトスカがサンタンジェロ城から飛び降りるところは、単純に像の裏側に行くだけでちょっと物足りないかも。やっぱりあそこは舞台裏に向かいダイヴしなきゃね。





Direttore Antonino Fogliani
Regia, scene, costumi e luci Hugo de Ana


Tosca Ainhoa Arteta
Cavaradossi Aleksandrs Antonenko
Scarpia Boris Statsenko
Angelotti Romano Dal Zovo
Sagrestano Nicolò Ceriani
Spoletta Antonello Ceron
Sciarrone Marco Camastra
Un carceriere Omar Kamata
Un pastorello Emma Rodella


ORCHESTRA, CORO E TECNICI DELL’ARENA DI VERONA
Maestro del Coro Vito Lombardi
Direttore allestimenti scenici Giuseppe De Filippi Venezia

Coro di Voci bianche A.d’A.MUS. diretto da Marco Tonini

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この日はオペラがハネたのが0時前で、それからホテルの前のお店で食べました。
グラスのアマローネが抜群に良かったです

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