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2017年09月24日18:17

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ヴェローナの巨大なアレーナでアイーダの凱旋行進曲に圧倒される

イタリー旅行5日目もヴェローナ。
特に何もすることなく街中を散策。
川沿いの城塞やロミオの家、教会などを見て歩く。
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お昼は前日と同じくBottega Viniへ。
軽食2つ(これでたった4ユーロ)にフランチャコルタとヴェネト州のワイン、アマローネをいただく、
アマローネのグラスワインのみ別の黒板に書いてあり、どれがオススメ?と聞いてお店の人が勧めたものをいただく。悪くない味でした。
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夕刻近く川沿いのリストランテでプロシュートとシーフードのパスタをいただいたら再びアレーナへ。
しかしプロシュートとメロンというのはやはり合うのですな。
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座席は今回は3日とも平土間の前の方を選んだが、石段の部分は安くて自由席である。
もっとも石段はかなり痛いらしくクッションが必須のようである。

アイーダ @ アレーナ・ディ・ヴェローナ

ヴェルディ後年の作品。
このアレーナで1913年最初に上演されたものがこの作品であり、現在までもっとも多く上演されているのもこの作品である。
当然初回からいくつかの演出を変えてきているが、アレーナ100周年の2013年から初回の演出、セットを再現したものが復元され今回はそのパターン。
古代エジプトの遺跡の巨大感を十分伝えるものでした。

3日とも開幕前と休憩後の再開には銅鑼を鳴らすのが合図だが、この日が内容的に一番合っていました。

タイトル・ロールは中国人ソプラノのフイ・へー。
エチオピア人の役柄からか顔を黒く塗っていましたがよ〜く見ると東洋系。
でもヨーロッパの各オペラハウスで場数をこなしてきているだけにチャーミングなアイーダを演じていました。

対するアムネリスはカッソーラ。
6年前にジェノヴァで「トゥーランドット」を観た際のトゥーランドット姫を演じていたが、その時同様に奥までよく通る声であり圧倒感もあり、この日の舞台では一番素晴らしかったです。

ちなみに相手のラダメス役のアルメニア人のアイヴァジャンは出だしが悪く「清きアイーダ」がいまひとつのでき。
後半に安定感は出るものの印象はすごくうすかった〜

で、この日も圧倒されたのは合唱であり、あの凱旋行進曲はただただ素晴らしすぎました。
もっともあのカラヤンがヤマハ以外は嫌ったことでも有名なアイーダ・トランペット(先がものすごく長いトランペット)はやっぱりへたれた音を出していましたな。




Verdi: "Aida"

Conductors : Julian Kovatchev
Director : Gianfranco de Bosio

THE KING : Ugo Guagliardo
AMNERIS: Giovanna Casolla
AIDA: Hui He
RADAMÈS: Hovhannes Ayvazyan
RAMFIS: Deyan Vatchkov
AMONASRO: Carlos Almaguer
A MESSENGER: Antonello Ceron
HIGH PRIESTESS: Elena Borin

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