安室ちゃんを見習えよ

どうも腰のあたりがどよ〜んとしてたり、腕に腱鞘炎か？みたいな痛みがあったり、肩は凝るし、もうボロボロだぜという感じで、近くのスーパー銭湯に行ってぼんやりと湯につかる。すると隣の湯船に入ってきた中近東系のなかなかイケメンのあんちゃん二人、明らかにホモ関係で他人の視線を全く気にせずにイチャイチャしているのが何とも心地悪く、早々に出てきてしまった。こういうのって困ってしまう。

朝鮮の黒電話とアメリカのトランプは、ロケットマンだ、犬だと曲がりなりにもこれが一国の首相なのかと情けなくなるような罵り合い。政治家や芸能人の不倫報道にもいい加減食傷気味。いつの間にか解散総選挙だって？戦争に突入しちゃう前に憲法改正をしときたい安倍さんの目論見通り、これで民進党もチーン！ご愁傷さまのお陀仏だろうな。

今の日本の最大の悲劇はまともな野党、政権交代の選択肢がないということだろう。国会議員の定員削減、国家公務員の人件費削減、事業仕分けに天下りの禁止などの行政改革、法人税・累進課税の強化、タックスヘイブンへ逃げてる一部の金持ちのカネへ課税する一方での消費税減税または撤廃、有事にもきちんと対応できるように憲法改正…とまともなことをきっちり主張する野党がいれば人心の風もザーッと吹くと思うんだけど。小池さんじゃ全然期待する気にもならないし。

なんてモヤモヤしている中で、週の半ばに安室奈美恵ちゃんの引退宣言。僕の職場ではラジオが鳴っていることが多いので、今週はやたら安室ちゃんばかり聞いていたような気がする。

正直、安室ちゃんというか小室ミュージックはどの曲聞いても同じに聞こえるし、あんまり好きではないのだが、ここしばらく見苦しい女性ばかりテレビで見ててうんざりだったので、安室ちゃんのスパッとした引き際は爽快感があってとてもよろしいと思う。きっと安室ちゃん本人がとてもクレバーな女性なのだろう。そろそろ時代もぐるっと一回転して、おバカキャラとかタメ口のハーフとかは衰退してもらって、朝ドラの「ひよっこ」に出てくる女の子たちみたいな、純情で賢い女の子たちの時代が来てほしいものだと思う。

男たちはどうなのよって話だけどな。

今週の映画は「セキュリティ」（監督：アラン・デロシェール/出演：アントニオ・バンデラス、ベン・キングズレー）を観ました。ショッピングモールの夜間警備員として働くことになった元軍人のエディ。勤務初日、ひとりの少女が店内に逃げ込んでくる。彼女は両親を犯罪組織に殺害され、目撃者として裁判で証言をする予定だったため、その組織に命を狙われているのだった。

「ダイ・ハード」のショッピング・モール版みたいな感じを期待したんだけど、何もかもが中途半端な映画。味方の警備員たちは、おにいちゃんがいきなり爆弾作っちゃったり、おねえちゃんが意外とタフだったりする割には背景も説明されないうちにあっさりやられちゃうし、悪役たちも、これなら俺が指揮を執ったほうが全然ましだろうというくらい、かなり間抜けだし。せっかくのバンデラスの魅力を生かしきれてない駄作だったな。