テルミニ駅に着いたのは、まだ午後2時くらいで、まだ見学する時間はあるなあ。と、思った。
それで、ミケランジェロが設計した教会「サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会」に行こうと思った。
ローマ時代のバジリカを生かした建物で、この建物の外観だけは忘れることができない。
とてもユニークな建物である。それを目指して行ったら、どこを間違えたのか、「ディオクレティアヌスの浴場跡」に着いてしまった。
そこを見学する気はなかったのだが、せっかく入口まで来てしまったので、この際行く事にした。
行き当たりばったりの旅は 私の旅である。
ここはローマ国立博物館の一部門になっていて、紀元前1世紀からの石碑を展示する部門とラツィオ州の古代ローマ人部門に分かれ、古代ローマ人の生活を知る博物館になっている。
博物館奥の入口から続く「ミケランジェロの回廊」は、広い中庭を囲む回廊で、100本の柱とアーチの上を四角と円の窓が交互に続き、周囲の自然と彫像などとともに、軽やかですがすがしい空間を演出している。
ここを見学した後、やっとサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会に行った。
それから、せっかくローマ博物館の新館も近くにあるので、そちらも見学した。
マッシモ宮で、テルミニ駅のすぐ近くにある。
紀元前2世紀から紀元4世紀の彫像、モザイク、フレスコ画などをおもに展示している。
なかなか見応えのある展示物だった。
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