音と桜のピクニック（ピンクフロイドな無意識）後記

さあ、最初は漢字テストです。
１．相知、２．厳木
すべて地名です。
読みを答えてください。

正解、
１．おうち、２．きゅうらぎ、
（うつぼぎもあったんだけど、漢字変換できずパス）
昨日は唐津から少し南下して、
このような地名の田舎をうろちょろした後、
来た電車に乗ったら、佐賀に着いたんで、
ヒマだし〜神野公園で花見。

そうだ、２週間近く前、
ここで悲惨なコンサートがあったのだった。

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毎年恒例のコンサート・音と桜のピクニックである。
桜なんてまだツボミ、初期状態のツボミ、
しかもときどき雨、
寒いし・・寒々しいし・・
そもそも気分的にも絶不調だし・・

さらに悪いことに、忘れ物。
このコンサートのために買ったサングラスを家に忘れて来た。
サングラスと、とりあえずは言っておくが、
実はグラスではない。
メガネ部分が黒いプラスチックで
ジョウロのような小さな穴がポツポツ開いているという
まあ、わけのわかんない代物である。

これは変身願望なのか？
いや、ちがう、
これを着けてたら、ステージ上で何もしなくっても、
いいんではないか？
変な奴がボ〜っと立って缶ビールを飲んでいれば、
みんな許してくれるんじゃあないか？
表現拒否の、ステージ上の引きこもり仕様、である。

あちゃ〜、ステージ上で引きこもれないのか〜
どうしよう？
何をしたら良いのだろう？

たかまさ「トミさん、今日はどうします？」
トミ「ピンクフロイドっぽく行きましょうか」
気分的には『原子心毋』裏面の「朝ご飯、チャカチャカ」なのだが、
まあ、この２人の会話は、嘘をつきあって、
さらにその裏の裏に回るという「プリズナーNo.６」のような世界なので、
あまり真剣にとる必要は無い。
（それに、ひろみち＆たかまさが、
　ジョン・レノンの『うぇるうぇるうぇる』を練習していたという
　内通者もいる）

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といってる間に、バンド演奏が次々に進んでいく。

センさんは、あいかわらず若い女の子を
手玉に取ってるな〜
あっこのバレー学校の若い女の子のダンスが
キリキリと巧い。

さて、たかまさ家の時間だ。
さすが創始者一族なので１時間もある。
それを４分割して
１、てるてる、井上陽水の弾き語り、
　　ステージ下からバックコーラスする、いじましい兄。
２、AKAZUKIN、86歳がリードヴォーカルの「うさぎおいしかのやま」
　　聲が綺麗だな。
　　恥ずかしがり方もかわいい。
司会がバンド名をコロコロまちがえる。
創始者一族様をなめちゃあ、いかんよ。
北だったら銃殺だね。
３、錯乱坊、「美保さんが薄着になるにつれ凝視していくクウチさん」
　　と、ツイッターで噂のコウチ君の唄。
ありゃありゃ、唄物ばかりだな。
４、プロジェクトR（ひろみちds、たかまさg ＆トミvo）

３、の間にセンさんと密議。
「あの子、もう一回踊らせない？
　ひろ＆たかは、かわいくないし」
「いいですよ〜よろこんで」
残念ながら、あの子はバイトの時間。
セン「今度、ササ邸ででも、やりましょうよ」
センさん、覚えてるかなあ？

楽しい企みは失敗した。
悦びの無い世界に、カムバック。
さてさて、何をすべきか？
そもそも、俺、何がしたいんだろう？

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エフェクターに「中世僧侶合唱団」というやつがあって、
とりあえずそれを選択。
ま、これで、ちょい中世風でムーディなピンクフロイドなんだけど、
いかん、今日の俺は「それっぽくやる」という気が全然湧いてこない。
（カムラ、おちょこコンサートへの反動だな）
「それっぽく」やるくらいなら、黙っていよう。
なら、壊すか〜

デスメタルな中世僧侶合唱団、って面白いかも？
ノド声ノイズの中世僧侶合唱団って、どうよ？

とグジグジしてるうちに、
ひろ＆たかはジョン・レノン・モードに・・
しゃぁないな、WE〜〜〜〜〜LL、WE〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜LL,
まあ、何でもウェルなんです。
何でもウェルカム。

後半は、吉田アミのモード。
息を吸いながらノドで奇声を発するタイプ。
それをループさせながら、
ループの速度を落として、生声とミックス。

実はループの速度を変更する操作が
どうだったのか、思い出せず、
ま、いつものように演奏中に試行錯誤。

ラストは、いつものように、
時計を見てない人たちの熱演。
あれあれ、司会者がたかまささんの振りを真似てるよ。
ヤなヤツだな。
でもまあ、タイムスケジュールを守らない奴らは、
嫌われて当然かもね。

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で、そのときのコンサートの様子がこれなのらしい。

https://www.youtube.com/watch?v=pbtLnwam2P4

パソコンのシステムが古すぎて、
ついに youtube が見れなくなってしまった。
上の評は映像を見ずに書いている。

記憶の中のコンサートと、映像の中のコンサートとは
いつも、ある種のすれ違いをおこす。
そのキシミもまた well,well,well なのだろう。