［趣味］ライジング・ロード

勝手に週刊連載TL「俺の本棚」第61回。
今回はこれ。
高嶋哲夫さんの『ライジング・ロード』。
今更だけど高嶋さん率が矢鱈と高いな〜。
まぁ、大好きな作家さんだから仕方ないか。
特に、この作品は今日書くって決めてたし。

帯の裏書きはこんな感じ。


大手電機メーカーを「ある事情」で退職したエンジニア・野口陽子は、存続が危ぶまれる東北の大学に非常勤講師として招かれた。
彼女に課せられた使命は、「ソーラーカー」を作り、レースに出て大学の知名度を上げること。
そして陽子のもとに集まった落ちこぼれの六人の学生たち。
一見、能天気に見える彼らも心の奥には様々な悩みを抱えている。
鈴鹿で行なわれる全日本ソーラーカーレース優勝を目指して、熱く激しい挑戦が始まった。



ソーラーカー作りに挑む主人公たち。
最初は打算だらけで本当にバラバラで、実に不安になります。
それが、少しずつですがチームとして纏まり始め、いよいよ…というタイミングで。

「その日」を迎えるんです。

この物語は、絶望の崖っ淵から希望を取り戻す再生譚です。
それ以上の言葉は不要でしょう。