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2017年03月22日00:16

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春の旅1・うずまく

旅はなんとなく、うっとうしい、めんどくさい。
とは言っても、ウチでウダウダしていても、
自分自身がうっとうしくって、めんどくさい。
動いていれば、ちっとは、うっとうしさが、晴れていくのか?

とりあえず、むりやり3日分の宿を決めといて、
とりあえず、出かけよう。

出発前夜、リバーサイドでセッション、に行こうと思ってたんだが、
ゲホゲホ、咳が、あかんな、絶不調、早く寝よ。

1日目、岡山、高松で途中下車しつつ、徳島へ。
ノドにスプレーする甘い薬が今日の主食。
あとは徳島ラーメン「黄系」3分の2と小さなパン2つ。
宿で8時就寝。

2日目、6時起床。
7時半頃の電車で鳴門へ。
通勤通学電車の風景。
(柴門ふみ、か、倉橋由美子、か、が徳島の生まれで、
 生まれた街を描いた初期作品のニュアンスと、街の気配を重ねてみる。
 ま、一言でいえば「やだ、やだ」なニュアンス。
 女子高生の、街&人への嫌悪のニュアンスは、
 男子とは大きく違っていて、面白く、
 ま、つまりはこれが恋の源泉なのだし、離婚への遙かな前奏曲なのだ)

9時前、鳴門公園でバスを降りる。岬の小山の中腹。
土産物屋のオバちゃんが飛びかかって来て
「ちょうど大潮、渦がすごい時間帯、船に乗らんね?」
船着き場は、バス停1つ前なんだけど〜
「7分歩けば着くから。電話して待たせとくから。
 1500円に負けてあげるし。」

50円負けてくれても、たいしたことないんだけど、
まあ船に乗ろうとは思ってたから、坂道を下って港に向かう。
7分歩いて、ではなく、9時出港に間に合うように、
3分で走り降りる。
あれ、先客は1人か。
途中で追い越して来た(歩いて降りて来た)2人が
乗船してから、出発。

鳴門の渦潮はヒュルルンヒュルルン。
渦は連鎖して、並んで発生して行く。
端っこの平穏な海から、気泡が沸き起こり、
渦に発達していったり、消えていったり。

すさまじい渦というのは無いんだけれど、
渦が、渦巻こうとしてるのが楽しい。
何も無い所から、盛り上がって渦巻こうとして、
中途半端にへたるのも楽しい。

ーーーー

楽しかったんで、午後のピーク時に「渦の道」へ。
鳴門と淡路島を結ぶ橋の下の、
鳴門海峡を見下ろせる遊歩道。
ところどころ床がガラス張りで、
下に落ちるわけではないのに、
やっぱりすごく震える。

上から見ても、渦は面白いが、
(発生中の何かって、いつも刺激的)
船に乗ってる方が、さらに楽しめる。

(美術の話は次回)
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