１月17日（金） 冷たい雨だ、あっちは晴れてるかな？
2限目の授業気もそぞろだがなんとかこなし、そそくさと職員室を後にして車に乗り込み家に向かう。一人ほくそ笑む「オキナワだあ〜」。
飛行機少々遅れ、沖縄には５時過ぎに着。お、暖かいぞ、母上の車いすを引いてくれるオキナワ娘の島言葉がまた暖かい。
レンタカー屋までの道がまた渋滞、七年ぶりの沖縄、那覇、せわしなくなっておるなあ。
暗くなった７時過ぎの沖縄、シホクンの運転で一路目的地目的地本部町へ北上。
高速を降りて名護過ぎると、街灯もほとんどない真っ暗な海沿いの曲がりくねった道、我々はどこに向かっているのだろう、ってゴーギャンかい。
ゴーギャンかいと思ったら、到着したホテル、南国の甘い香りがして心和む到着９時過ぎ。グタグタ汗だくになっていたアユゴンも息を吹き返しはしゃぎだす。ホテルのバルコニーから波の音、景色は見えない。明日の朝のも楽しみだ。
ガキどもを寝かし、やっと落ち着いて、いそいそとホテルのバー。あやしい韓国バブル紳士風グループがけんか腰のような韓国語でウリナラ乾杯などと叫んでいる。カウンターでいやらしい感じの日本人と韓国娘のカップルがねちねち絡まっておる。
しかし、バーは落ち着いている。若い娘バーテンダーは物静かにあやしいやらしい酔客をあしらっておる。おいらはマティーニからのスコッチソーダ。「お好きなジンはございますか？」とのジャブに少々たじろぐが適当に「ボンベイはありますか？」としのぐ。ここの娘バーテンダーなかなか勉強熱心な様子である。
娘バーテンダーとあとからやってきた青年バーテンダーから、ここが産地の本部牛がうまいこと、スーパーはサンエイスーパーがよろしいこと、魚の市場は渡久地港あたりだとか貴重な情報を仕入れ１２時の閉店時、お客は誰もいなくなった静かな落ち着いたバーをいかがわしいおっさんは寝静まった部屋に戻るのであった。
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