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2017年02月02日14:22

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菊池桃子さんのPTA活動に関する提言について

菊池桃子さんが、首相官邸で開らかれた『1億総活躍国民会議』において

PTA活動はもともと任意活動なのに、全員参加が義務付けられているような雰囲気になっており、それが育児をしながら働く女性の負担になっている現状を理解し対策を講じてほしい

という意見を述べたと、 ニュースになっていましたね。これだけ見聞きすると、菊池さんがPTA活動に否定的だと受け取られかねませんが、決してそんなことはないようで

PTA活動に決して否定的になってはいけないと思います。実際に、これまでのPTA活動が子供たちの成長にまた学校教育の場に寄与してきた部分、貢献してきた部分を評価しなくてはなりません。

とおっしゃったようですし、その上で

任意という言葉をもう一度、みんなの中で共有して、確かめあって、本当に手伝いたい時に、手伝いたい者が、仕事の邪魔にならないように、何かできるような仕組みを作っていくことが必要かと思いました。

とのご意見のようです。とすれば、確かにその通りだと思いますが、これは議員の皆さんに考えて頂くというより、各PTAで解決していける問題のようにも感じました。

私自身は、娘が幼稚園にはいった時から、幼稚園、小学校、中学校、高校、全部でPTAの役員を経験しました。
ずっと公立で、基本的にメンバーがあまり変わらない中、幼稚園の時に副会長をして目立ってしまったため、「あの人は、そういうこと、する人」という烙印(笑)が付いてしまい、 やらざるを得なかったことが一番の理由ですが

仕事をしているとはいえ自営だったので、フルタイムでお勤めしている人よりは動きやすいという自覚もあり、お引き受けしてきたつもりです。

その経験から感じたことは、学校関係者、保護者、地域が一緒に子どもたちを見守るという、PTAの考え方には賛同するけど

実際のPTA活動というのは
地域の参加については、いまひとつ実感がないし
学校は保護者からクレームがでないよう常に警戒の姿勢に感じられるし
保護者は学校からの要請に応えるだけのお手伝い係でしかないなということでした。

それでもまあ特に問題もなく子どもたちが学校生活を送れているので、わざわざ波風をたてて何かを提案するほどのこともないよなと、事なかれ主義を貫いて、PTA参加期間を終了したわけです。

それが、子どもたちが大きくなってから、今度は民生委員として子どもたちに関わることになりました。民生委員の立場から青少年愛護協会にも参加することになり、けっこう地域も子どもたちに関わっているのだなとは気づきましたが、それってたぶん、それぞれの地域で、大きく内容が違っていると思います。

というのも、地域によって抱えている問題が異なっているはずですから。 大人たちも含めた住民の生活の仕方が違っていれば、当然、状況も、起こってくる問題も違ってきますものね。

だから、それぞれの現場が、自分たちはどうするのかを考えなきゃ、自分たちにフィットした活動にはたどり着けませんよ。

毎年、構成メンバーが代わり、役員も変わっていく中で、"今まで通り"以外の選択肢って、なかなか選べないとは思いますが、自分たちが不便を感じたり、違うと思うことがあれば、それを発信していくしかないとは思います。

ああ〜・・・でも、それで波風をたてて、陰口を言われたり仲間外れにされるのは嫌かなぁ〜。もしかしたら、子どもまで苛められたりして・・・なんて心配もしちゃうか。それくらいだったら、そう長くない期間だし、黙って我慢しておくかってなるか。それも責められないですよね・・・ふむ。だから、上から変えてもらいたくなるのか・・・そっかぁ〜・・・ふむ。

こまったな・・・むつかしいなぁ〜・・・

でも、とにかく、PTAの理念は良いものだと思うし、ずっと引き継いでいかなきゃならないものだと、わたしは思います。

そして、その在り方は、時代の変化、社会の変化に合わせて、どんどん変えていかなきゃいけないと思います。そのために必要なのは、システムと一人一人個人の意識。菊池さんの提言が取り上げられたのは、必然だったのだろうと感じます。
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