なんでこんな記事が書かれるのか微妙によくわからないが、
早稲田卒業しているのだったら、東大の学部ぐらい受かっても特別なことでも何でもない。
それでも、ガチンコで入学試験を受けに行くならそれなりの準備は必要だと思うが、
普通はやらんよね。
普通ではないケースは、
特定の学部を卒業していないと取れない資格が欲しいケースだろう。
医学部・歯学部・薬学部などがこれに当たる。
日本では、例えば医学部を卒業していて、医師免許を取得したとしても、
薬剤師になろうと思うと、薬学部を卒業していないと成れない。
とか、面倒なルールがある。
教諭の資格とかも同じ。
この記事の人、なんで東大に行こうと思ったのか?
という理由が、自分の次男が試験に落ちたから、と書かれている。
いや、本当は何かやりたいことがあるから大学に行きたい、と思うのが本来の動機であって、
たまたま、家から東大が近かったから東大に行こうと思った、
とかなら、まあ理解もできる話だ。
(実際にはどうだか良く知らんのだが、駒場キャンパスにも通う必要があったのだろうか?
と思ったが、教養学部に進学しているので、ずっと駒場だね、この方。)
東大って、他の大学とは少しシステムが違って、
教養部で残した成績をもとに、学部学科の希望が通るかどうか、となっている。
他の大学だと、教養の単位は大概持っていける(上限30単位だったりもする)ので、入学してから改めて 「体育」 の単位を取りに行ったりする必要はないわけだが、
一応は成績順で進学できる学科が決まるので、これはフェアに成績取らないとほかの学生が納得するとは思えない。
三年生の編入試験って、あるんだろうか?
知らんわ、分からん。
どっちかと言うなら、東大に行く、ということは
その教養部での二年間のレースをやりたかった。
という感じにも思える。
まあ、皆さん一生懸命 「A」 を集めるのだ。
「D」 は ドラ と呼ばれていて、
本郷キャンパスの売店なんかには、東大名物 「ドラ焼き」 みたいなものが売られてたりする。
(駒場の売店には行ったことが無いので知りません。)
普通はやらんよね。 というのは、
そもそも大学を一度卒業しているのだから、自分で教科書買ってきて勉強できるだろ?
わざわざもう一回大学に行く意味って?
その辺、もうちょっと取材してほしかった。
>古代ギリシャ語やラテン語も読めるようになりました。
これなのか?
ラテン語とか、読めれば確かに良いのかな、と思うこともまったくないわけでは無い。
が、正直なところ、ラテン語が読めなくて困った、という経験が無いのでいまいちピンとこない。
どうしても原著論文読みたいときの話としてはそうなのだろうが、
ラテン語で書かれていた時代の話は、大体わかっていることが多いから、
原著論文にまで踏み込んで読み解く、という必要性は余り感じない。
むしろ、フランス語やロシア語が読める方が重宝するとは感じる。
ロシア語の教科書しかない、というケースであきらめたことは確かにある。
日本で暮らしていると、優先順位の高い外国語は、
英語・フランス語・中国語・ロシア語
辺りで、スペイン語やアラビア語はかなり優先順位が低いと感じる。
と言っても、中国語はビジネスツールとしての意味合いが強く、
ほとんどの中国人は論文は英語で書いている。 これは日本でも同様。
日本にいて、論文をわざわざフランス語やロシア語で書く、という人の話は余り聞かない。
そー言えば、
昨日実家に行ったとき、
「メイプルシロップの入ったお菓子がある」
と、母が出してくれたクッキーが、カナダ製だった。
箱には、英語とフランス語が併記されている「お菓子の説明」が書かれていたが、
原材料名は記載されていなかった。
(そうやって、二つの言語で同じことが書かれているなら、対照させて見て、フランス語の意味も大体わかる。英語でこの言葉が、フランス語だとこうなんだ、みたいな感じ。)
カロリーとか、脂肪分とか、炭水化物とか、そういうカテゴリーの分類表が記載されていて、
きっと、法律でそうなっているのだろう。
日本だと原材料名の記載だが、たぶん法律が違うんだよね。
メイプルシロップが使われているのかどうか? は、食べた感じの味でしか
「そうなのかな〜」
という程度にしか分からない。
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■50歳で東大合格した主婦 かなえたかった「一族の夢」
(朝日新聞デジタル - 12月19日 09:33)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4348462
大学を受験するのは、何も若者ばかりではありません。安政真弓さん(54)は50歳の時に東京大学への合格を果たし、体験記『普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法』を出版しました。「年齢にかかわらず、挑戦し、学ぶことで人生が豊かになる」と語ります。
◇
■「またか」と思ってしまったワケ
50歳で東大を受けようと思ったのは、2011年に次男が第一志望の東大に落ちてしまったことがきっかけでした。次男にとってはその時が初めての受験。それなのに私は「またか」と思ってしまったんですね。
私もかつて、東大を不合格になっています。現役生の時に京都大に落ちて、1浪、2浪の時には東大を受験したけれどダメ。最終的に早稲田大に進学しました。私だけではなく、弟もいとこも東大不合格。その昔には、父も挑戦して落ちています。一族でことごとく不合格になっている歴史があるんです。だから、「ああ、またダメだったか」と。
親としての息子への思いとは別に、どこかに残念さが残っている。この残念さを解消するには、自分自身が受験するしかない。東大合格して一族の夢を果たそう、と心に決めました。
息子たちには3月に「お母さん、受けようと思う。秘密にしてね」と伝えました。夫に言ったのは9月ですね。その間、自宅のある姫路から岡山まで泊まりがけで模試を受けに行ったりしているのに、夫は全然気づいていませんでした(笑)。
なんで秘密にしていたかというと、私はプレッシャーに弱いんです。周囲に期待されて「頑張ってね」と言われると、「期待に応えなくちゃ」とすごくプレッシャーを感じてしまう。昔、受験生だった頃も模試はA判定だったのに、「もしダメだったらどうしよう」と緊張して、実力を発揮しきれませんでした。
だから今回は、ごく限られた人にしか受験することを打ち明けませんでした。成功の要因としては、それが非常に大きかったと思います。一緒に受けた次男は残念ながら不合格(早稲田大に進学)でしたが、「よかったね。おめでとう」と祝福してくれました。
■記録で埋まった手帳が自信に
受験勉強には手帳を活用しました。これからやることを鉛筆で、やり終えたことはボールペンで書き込んでいくんです。「数学をやろうと思ったけど、やっぱり日本史にしよう」ということもありますよね。そんな時、鉛筆ならすぐに消して予定を書き直せます。
やったことを書く、ということは何もやらなければ真っ白。それがいい意味での緊張感につながる。中だるみしそうになった時や落ち込んだ時には、手帳を見返して、「こんなにやってきたんだから実力がついているはずだ」と言い聞かせるんです。
それから、3カ月ごとに目標を設定する、というのもオススメですよ。1年は長過ぎてどうしてもダラッとしてしまいがち。1年を3カ月×4本と考えて、3カ月単位で近い目標を立てた方が、結果として身につくことも多いのではないでしょうか。
ノートをキレイにとった方がいいと言う人もいますが、飾っておくようなノートをとっても、実際に頭に入っていなければ意味がありません。「キレイなノート展覧会」に応募するならともかく、あくまで覚えるためにノートをとっているわけですから。私がキレイにノートをとれないから、そう思うのかもしれないですが(笑)。
若い頃に比べて苦労したのはスピードですね。考えるスピードが遅くなっているので、センター試験の数学や理科で時間切れになるのは間違いない。それなら、残りの文系教科で点を取ろうと。暗記ものは年齢が上がると不利になるという人もいるんですけど、国語や社会は読書体験や人生経験を重ねた分だけ、若い子より有利なのではないかと思います。
■挑戦が人生を豊かにする
もうすぐ卒業ですが、大学生活は楽しかったですね。若い友達もできましたし、「いつかは」と思っていた海外留学の夢もかなった。古代ギリシャ語やラテン語も読めるようになりました。卒業後もやりたいことがいっぱいで、ワクワクしています。
私の東大合格を知った昔の仲間の一人は「僕も勉強したくなった」と言って、会社に行きながら大学院に通い始めました。「老後の楽しみに、定年退職したら東大へ行く」と言っている知人もいます。大学は18歳で入らないといけないわけではありません。何歳になっても、やりたいことがあればチャレンジしてほしい。
私の好きな言葉に「成功はプラス1、失敗はプラスマイナス0」というものがあります。挑戦して頑張ることには、それ自体価値がある。成功したらプラス1だし、もしダメでも元の状態に戻るだけ。失うものはありません。チャレンジしたいけどやっぱりやめよう、どうせムリだと諦めてしまうのはもったいない。挑戦し、学ぶことで人生が豊かになります。勉強は楽しいですよ。
◇
やすまさ・まゆみ 東京大学4年生。1962年、兵庫県姫路市生まれ。県立姫路西高校卒業。2浪の末、82年に早稲田大学第一文学部に進学。卒業後に地元に戻り結婚。主婦生活のかたわら、2005〜12年には自宅で中学生向けの補習塾も開いていた。12年の東大合格を機に上京。教養学部教養学科・地域文化研究分科でイタリア地中海研究コースを専攻し、2014年秋から1年間、仏ストラスブール大に留学した。趣味は勉強・宝塚観劇。(聞き手・神庭亮介)
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