勝手に週刊連載TL「俺の本棚」第48回。
今回はこれ。
高田崇史さんのQEDシリーズ最新刊「月夜見」。
いや、正直言って前作「伊勢の曙光」で完結だと思ってました。
今回のメインテーマは、知名度の割にはその正体すらほとんど謎という月読命について。
なにせ性別すら諸説あるし、誕生の際以外にはほとんど記述すら無いという、聞けば聞くほどミステリアスな存在。
それをタタルというフィルターを通して高田さんなりの解釈、説明をして、ついでにそれにまつわる殺人事件も解決する、と。
詳細は省きますが、古代豪族の氏神のすり替え(或いは逆転)という解釈は実に興味深いです。
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