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2016年11月07日11:21

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東京巡り(4)

目黒区美術館の後、また山手線に乗って、五反田に行った。

そこから「六本木ヒルズ行き」のバスに乗り、御殿山の停留所で降りた。

今回、初めて 「原美術館」に行った。

篠山紀信展 「快楽の館」を見る為だった。

篠山紀信の写真展は、これまで見たことがあり、山口百恵とか いろんな有名人の写真を見た。

今回の展覧会は、原美術館だけで開催され、しかも原美術館の中で撮った写真で、撮った場所を確認しながら写真を見た。

壇蜜さんのヌード写真もあったが、30名くらいのモデルを起用したヌード写真だった。

中に1部屋だけ 男性のヌードもあったが、ほとんど女性のヌード写真だった。

まるでデルヴォーの「こだま」という絵のようだと思った。

全部がヌード写真だったが、ちっとも卑猥だとかエロチックな感じは無かった。

肉体の生々しい感じが全く無くて、オブジェになっているような感じさえした。

中には体操選手の人なのか、180度に開脚して飛び上がっている写真があった。

写真で撮ると、空間が広く見えて、実際にはこんなに狭い場所で撮ったのに、とても広い空間に見えたりした。

こんな狭い場所に 10人くらいのモデルさんが勢ぞろいして写真を撮ったのかと思うと、不思議な気さえした。

バスタブを 部屋に持ち込んで 百合の花を敷き詰めて撮った写真が 特に美しかった。

こんなふうに美しく写真を撮ってくれたら、モデルさんも良いなあ。と、思った。

奈良美智の部屋があり、その中で 美女が四つん這いになった写真があった。

この前に 豊橋で観たパフォーマンスを思い出した。

豊橋では犬か狼になっていた男たちが 繰り広げるパフォーマンスだったが、ここではおとなしい美女が すましてこちらを見ている様子の写真だった。

こういう展覧会は、東京でしかできないものだろうなあ。と、思った。

多分、愛知県では 警察が介入してしまう気がする。

私は、大抵のものは 見慣れてしまっているので、ヌードでも 全然 違和感なく見れる。

特に、ウィーンの現代アートは 過激すぎると思った。

原美術館は 木々に囲まれた場所なので、外で 撮ったものもあったが、藤田嗣治の絵のように見えた。

美しかった。




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