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2016年11月03日18:47

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首藤剛志 失恋三部作 その1

【首藤剛志 失恋三部作 その1】

先ほども書いた通り、私のアニメファンとしてのオリジンは、故・首藤剛志氏の作品にあるのですが。

首藤氏は、どの作品でも、一貫して使うプロットかありまして。

ヒロインと、芸術家の男の子が、街角で出会い、ひとときの恋に落ちるが、結ばれる事なく別れて行くという。

元々は、氏が18才の時に書き、この業界に入るきっかけとなった「街角のメルヘン」という作品にインスパイアされている様ですが。

ちなみに「街角のメルヘン」はOVAのかなり黎明期にOVA化されたそうですが、私も見たことありません。

今日は、そんな「首藤剛志 失恋三部作」を見ました。

○戦国魔神ゴーショーグン
第12話「別れのモンマルトル」

ゴーショーグン隊の紅一点、レミー島田が、休暇で来たパリで、自分そっくりの肖像画を見つける。

それはレミーが、ゴーショーグン隊に入る直前、某国のスパイとしてパリに潜入した時に出会い、恋に落ちた画家フランシスの描いた絵だった。

フランシスのアパートを尋ねたレミーは、レミーのスパイ活動に巻き込まれて死んだと思っていたフランシスに再会する。

久しぶりに再会した二人の間に、愛の炎が燃え上がるが…

実はフランシスは、ゴーショーグン隊の敵、ドクーガの手下で、レミーの事をドクーガに売ろうとしていた…。

ゴーショーグンという作品を知らない人には、フランシスが、ドクーガに通じているのが、唐突に思えるかも知れないが。

ドクーガにはブンドルという、美しい物が大好きな美形悪役がいて。

数々の芸術家のパトロンになっている。

貧しかったフランシスが、有名な画家になれたのも、ブンドルに見出されたから、という、皮肉な設定だった。

そのゴーショーグンならではの、設定を活かした好編。

しょっぱなから「昔の彼氏が敵に回っていた」という、反則技できた、首藤剛志 失恋三部作。

三部作の、2と3は、次の日記で
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