「インデペンデンス・デイ リサージェンス」を見てきました。
お前、初日に観に行く言うてたやん!
や、せっかくだから「勇気を出して、初めての4DXで見たいな〜」と思った訳。
んで、4DXを予約できたタイミングが、今日でしたとさ。
どっとはらい。
さて、映画は。
「ロッキー」に対する「クリード」の様に、ガチな続編である事にビックリ。
リブートとかじゃなく、登場人物とか同じなんだ!
宇宙人に壊滅させられてから、20年で復興した、パラレルワールドの21世紀。
宇宙人のテクノロジーを横取りし、未来都市に発展した絵は、なかなかファンタスティック。
あの日闘った勇者は初老に。
子供は逞しい青年に。
そしてお爺ちゃんは変わらず、お爺ちゃん(笑)
まず、そこに感心。
前作は、世間で言われるほど、雑な映画じゃない。
それを証明するかの様に、前作の設定や伏線を緻密に生かし、話を広げていく正しい続編。
前作のラストに挿入された「世界各地で円盤を落として喜ぶ各民族」という短いシーンから、ここまで話を広げるとは!
とは言え、こんなの2回、やる話じゃない。
それは作る方が一番よく知っている。
だからこそ込められる破壊!破壊!
そして変化球!
そして破壊!
また変化球!
「お前ら、よくも俺のゴジラをバカにしたな」と言わんばかりの、大モンスター描写までサービスして、エメリッヒ魂ここにあり!
そりゃ一作目のインパクトは超えられないよ。
ケレン味や勢いは前作が上だが、本作には熟成した、妙な味わいがある。
あの妙ちくりんな世界観を熟成!
正統派SFとはまた違う、パルプSFの超大作、ここに熟成。
「お互い年を取ったな…」と酒を酌み交わす様な映画。
ただ、惜しかったのは、前作のホワイトハウス爆破の様な特撮のキラーショットが無かった事。
今回は北半球一斉にドーン!みたいな感じだから、それはそれで凄いんだけど(笑)
やっぱり特撮映画の都市破壊描写は、建物1つ1つを丁寧に破壊した方が映えるよね。
まあ20年前に「インデペンデンス・デイ」を見て、今日「リサージェンス」を見られたのは、幸せだったと思いますよ。
エメリッヒとデブリンの名前が仲良く並んでるの見て「あっ、ケンカ別れしなかったんだ」とホッと出来たしね…って、何故俺がホッとする!
んで、4DXですが。
ん〜。別に不快ではないけど、俺はいいかな。
エイリアンが背中を打たれるシーンで、座席の背中をドン!と揺らされても…俺、エイリアンに感情移入してないし。
飛行機が飛ぶシーンで座席が揺れても、画面は別に一人称視点て訳じゃないから、感情移入出来ないよね。
近くに少々、品のない初老の夫婦(失礼な物言い)が座って、シネコンにも関わらず持ち込んだ煎餅バリバリ食ったりしてたのだが、この人たち4DXで風や水が出るたび「ひっ!」とか「ひゃっ!」とか言ってたのが可笑しかった。
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