mixiユーザー(id:24473762)

2016年05月06日20:10

186 view

音楽にまつわる文章2題

竹中のりこさんの新しい文章がアップされた。

●「ウィーンのオーケストラではたらくということ OP.4 お金の話。前編 音楽家にはあんまり縁がないけれど。」http://circus-magazine.net/posts/1003

桐朋学園大学音楽学部の初年度納付金の合計金額は270万6600円(2016年度)。1年でこれだけの額!! 他に楽器代(数百万円)、レッスン代(ン万円?、ただし教える方にもプレッシャーがあるらしいけど)
想像はしていたが、これを読むと音楽家という仕事に就くにはお金がかかるのに、そこで生活の糧を得るには厳しい世界であることを実感する(個人的に練習する時間まで入れるとコンビニのバイト並みの時間給とは、キビしい...)。
同じ金がかかるにしても医者になるのとは大違い。


●「ウィーンのオーケストラではたらくということ op.5 お金の話。後編 クラシック音楽の未来。」http://circus-magazine.net/posts/1090
こちらはクラシック音楽の将来についての明晰な洞察。暗い展望の中にあって、せめもの救いは「人工知能やロボット等による代替可能性が低い100種の職業」(野村総合研究所)の中に、音楽教室講師、クラシック演奏家、作曲家、声楽家など、クラシック音楽関連の職業が4つも入っていることか?以前自分の日記でもAIが名曲を作曲したり、名演奏ができるか考えてみたことがある(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1951130039&owner_id=24473762)が、すでにAIでコントロールされたロボットがヴァイオリンを演奏しているのは驚かされた。是非一読を。

本当にのりこさんという人は頭が良くて加えて文章力のある人だ。若い方なのに感心してしまう。

1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する