先日、実家を光フレッツからYahoo!BBのADSLへ切戻したが、そんな実家から連絡があった。
切戻し以降、町内会の用事で近所のお宅に電話をすると、みんな電話に出てくれないのだそうだ。
Yahoo!BBのADSLの場合、BBフォンというIP電話が抱き合わせで契約されるが、デフォルトの配線だと発信する電話はBBフォンが優先される。
近頃、老人宅の電話はナンバーディスプレーを付けており、怪しい詐欺やしつこい勧誘を警戒している。きっと、実家からの着信は見知らぬ050-××-○○△△と表示されたので、電話には出てくれなかったのだろう・・・。
そう言う場合は、頭に”0000”（ゼロを4つ）付けると、従来の加入電話からの発信になるが、正直なところ利便性が悪い。
仕方が無いので、Yahoo!BBのADSLモデムの前段にADSL回線用スプリッターを入れ、加入電話はYahoo!BBのADSLモデムを経由しないように配線替えをしてやった。
Yahoo!BBのADSLモデムの中にスプリッターは内蔵されているが、今回の配線替えで、外部にもう一段スプリッターを付けた事になる。故に回線スピードは下がりそうな予想だったが、実際のところ目立った低下は無い。
これで、加入電話は従来操作のまま、ADSLでインターネットが出来る様になった。
ADSLモデムが普及し始めた頃、各社プロバイダは050-で始まるIP電話も抱き合わせ配布し、「IP電話同士なら通話料無料！！」と妙な商売を展開していた。現在主流の光フレッツ等もADSLとは伝送メディアが異なるだけで原理的には変わらないハズだが、050-は付いて来ない・・・。
取り外したBBフォンはどうしようか悩んだが、せっかく050-××-○○△△とIP電話の番号をもらったので、安価な電話機を取り付けて2回線にしてやった。
しか〜し、050-(無料)で話す事ができる相手って、今現在いるのだろうかな〜？（笑）
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