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2016年01月01日23:05

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“アンブッシュ!”任務6:『西方防壁へボートを漕いで』

 前回は尖塔の上の狙撃兵一人に潰滅させられたので、このまま後方勤務にまわしてくれるかと思いきや、罰としてまたコマンド任務を命じられてしまいました。どっちに転んでもやることは変わりません。

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 今回は開けた平原であるマップAの中央を貫流する河を、北である上端からカヌーに乗って進入してきます。真ん中の石造建築物は瓦礫になってしまっていて、そこかしこには大口径砲の弾着によってできた窪みが散見されます。激戦の末、友軍は撃退されてしまった様子がうかがえます。
 敵後方へ浸透し、トーチカを見つけ出して破壊せよという任務にふさわしい、緊迫した雰囲気の伝わってくる心憎い演出といえるでしょう。

 しばらく河を下ると、シャーマン戦車の残骸も見えてきて、さらに緊張が高まります。
 当然ですが、カヌーに乗ったまま敵に見つけられるようものなら、それこそ前回よりもひどい目にあうことは必定なので、とっとと降りたいのですけど、こうやって行けと言われている以上、すぐ降りるともっととんでもないことになりそうなので、冷や汗を流しながら漕ぎ続けました。

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 ところが、河の蛇行しているところが急流になっていて、ここで漕ぎ手の運転技術チェックを求められます。この運転技術はというのは、4つのパラメータの中で群を抜いて使いどころのない技術でして、こんなところで必要になって驚くやら感心するやらですが、考えてみると操船と運転の技術にはさして共通するところはなさそうです。
 幸い、先頭のカヌーには運転技術の高い兵士が乗りこんでいて、あぶなげなくチェックをクリアしましたが、3つめのカヌーは岸に乗り上げてしまいました。これでもまだマシな方で、最悪の場合はカヌーが沈んで装備を失うこともあるようです。

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 装備といえば、基本的に全員がふつうのライフルを手にしているだけなのですが、下手な乗り手しかいない最後尾のカヌーのGilbertだけはトーチカ破壊のためにバズーカを抱えています。このバズーカを河の中に落としてしまうのは悲しすぎるので、これを潮時に全員が岸へ上がることにしました。
 今にして思えば、この急流こそはミッション作成者からの、「ここで降りていいよ」というサインだったのかもしれません。

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 そして、河沿いの木立を伝って南下していくと、橋のむこうに立っているドイツ兵を見つけました。どうやら、渡河してきたことで、橋の対岸へ監視に出ていた敵兵の背後をつくことができたようです。

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 すかさず急襲をかけましたが、数で圧倒してさらに不意を衝くというこれ以上にないほど有利な状況にあってもこちらの射撃は外れまくり、敵の反撃で優秀な偵察役のCarterはいきなり軽傷を負い、大丈夫かと思っているうちに分隊長Arthurがなんとか命中させて無力化させ最初の戦闘を切り上げました。

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 その後、とりあえずマップの南端まで下りてからぐるりとまわってトーチカを探そうと、さらに進んだところ道路を見下ろす高台に築かれたトーチカを見つけました。どうやら、敵はまだこちらに気づいていない模様。
 さて、ここでまわりこんで背後をつこうとすると、迂回の途中で今度は別の敵兵にみつかって不意打ちをくらうという展開にはもう飽き飽きしているので、すかさずここから攻撃しますが損害は与えられないまま、いったん森の中に逃げこみました。

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 やはり、トーチカは手ごわいというわかりきっていたはずのことを確認し、まさに泥縄でまわりこもうとしたら、案の定、この途上に新たな敵が出現します。とはいえ、別に挟み撃ちにされたわけでもないので、別に窮地に陥ったというほでもありません。火力で圧倒してすぐに始末します。

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 しかし、さらに進もうとすると、その先は地雷原でした。ここにおいて迂回により側面や背後を衝くという柔弱な方針は断念され、号令一下、全軍突撃により敵トーチカを殲滅することが決定されました。

 さだまさしの『防人の歌』が流れる中、軍刀を振りかざしたArthurを中央に、横一線で分隊はトーチカに突貫します。

マンセー!

 と、ここでGilbertは唯一の切り札となるバズーカを故障させるのでした。正月早々、こういうことを言うのはなんですが、こうした生き死にのかかった局面でボケるやつは本当に死ねばいいのにと思います。本人はそうやって笑いに命を賭けていることがアピールできてご満悦かもしれませんが、付き合わされる方はたまりません。

 しかし、どういうわけか敵の射撃も外れまくりで、最後はそれまでに倒したドイツ兵から奪った手榴弾を投げこみ、敵兵2人もやっつけてしまいました。装備ポイントはもっぱらバズーカに注ぎこまれていたため、自前の手榴弾は持っていなかったのです。いろんな意味でひどい話です。

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 こうして、まずはトーチカを一つ無力化しましたが、ミッション成功には12ポイントが必要であるにもかかわらず、現状ではトーチカ破壊による6ポイントと敵兵4人発見による4ポイント、あわせて10ポイントしかありません。ゲームにトーチカユニットが2つあるところからも想像できていたのですが(邪道な推測)、もう一つ見つけて壊さなければなりません。

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 そりゃしんどいなあと思っていたら、ランダム・イベントでマップ南端からさらに敵兵2人が登場し、ツツツと進んでトーチカに取り巻いていたこちらへ射撃してきて、あっさりDonaldに軽傷を負わせます。あまりのタイミングのよさに痺れますが、不利な態勢ながらも数の優位で押し切ってこの2人も倒しました。

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 今にして思うと、奪ったばかりのトーチカに籠もって応戦すれば、かなり有利に戦えたはずです。さらに言うなら、発見した時点で12ポイントになっているので、戦わずにそのまま撤退してもミッション達成ではありました。

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 とはいえ、あれだけ撃ちあいながら、奇跡的に重傷者を出すこともなく任務を完了し、さらに無事撤収にも成功したので、いうことはありません。一応、重傷者が出てもえっちおっちら北端まで運ぶ必要はなく、運転のうまい兵士にカヌーを近くまで漕がせて運びこめば、安全に運べるはずです。読み返してみると、ルールには「便利な方法である」という微妙な書き方しかされていませんが、車両で運ぶのと同様の効果があるはずです。
 そんなこんなで今回はミッション・コンプリートでなによりなのでございました。めでたしめでたし。
 あと、そういえば、あけましておめでとうございます。

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