今夜、娘にせかされて『ないた あかおに』(はまだ ひろすけ著)を読み聞かせた。
読む前に妻に
「今日は泣かないでね」
あかおにが村の人たちに書いた文を読んでいると、
娘があかおにのおうちで遊びたいと言った。
「だって、おいしいおかしがあるから」
最後の方であおおにがあかおにに書き残した文を読んでいたら、
私の目が潤んできた。
「きみの だいじな しあわせを いつも いのって いるでしょう…
…さよなら、きみ、からだを だいじに してください」
読み終えて娘の顔をのぞいたら、
すでにすやすやと眠っていた。
ともだちのしあわせをねがう人になってください。
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