多くの人は打算で生きているが、信繁はそうではなかった。一国一城の主の道を断わり、捨て身で義理や約束を守り、実にかっこいい人物である。それに家族を大切にし、人情に篤い人だったと思う。残り3回の放送を見逃せない。きりや佐助との最後の場面が最も楽

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『麦屋町昼下がり』（藤沢周平著）秀作四篇。今、読み終えた。「円熟期をむかえたこの作家の名品…時代小説の芳醇・多彩な味わい」俗物に群がる人間の弱さや庶民の人情を現実味のある展開で描いている。著者の作品はどれも面白く、読後に私の心を落ち着かせて

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昨日、知人がお亡くなりになった。突然の知らせであり、原因は急性白血病らしい。まだ年齢30代の若者であり、3人の子を持つお父さんである。本人も残された家族も無念であろう。本日、お通夜、明日、葬儀である。

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本日の晩酌は純米酒『酔仙』（酔仙酒造）1杯純米酒『いいで』（会津ほまれの酒）1杯飲み比べてみよう。どちらも割安で仕入れたが、日本での価格と比べれば1.5倍位高価と思う。娘たちの成長に乾杯！

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真田信繁はどんな人物だったのか？兄・信之の言葉によると、「柔和で辛抱強く、物静かで怒る様なことは無い」一説には、「信濃一国どころか、日本国中の半分をいただけるとしても、わたしの気持ちはかわりません」と立腹したという。腹黒さがなく、恩義を重ん

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最近読んだ本。『紫匂う』（葉室麟著）『仇敵』（池井戸潤著）当然ながら、どちらも最後は正義が勝つ。現実が必ずしもそうでないからこそ、読後感は晴れやかで爽快である。私たちは本が無ければ病気になる社会で生活している。今夜も娘たちに絵本を読み聞かせ

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愚かで理不尽な組織の茶番劇の中で信繁は智恵をめぐらし、バランスを考え、必死に戦っている。あっぱれである。知恵者の作家である。

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本日、娘が水泳教室に通い、終わって自宅に戻ってきたら、タオルを忘れたことに気づいた。妻は激しく娘を叱りつけ、そのタオルを取り戻しに行くと言う。私は内心では（たかが、タオル。取りに行ってもあるわけないだろう）と思いながらも妻の気が収まりそうも

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本日、娘たちに『100万回生きたねこ』（佐野洋子作）を読み聞かせた。最後の数ページで私の目が潤んだ。妻の目からは涙が落ちた。娘たちは泣かなかったが、目が潤んでいるようだった。私が娘に質問した。「もしも私が死んだら何回泣く？」「むげんだい」と娘

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今夜、久しぶりに日本酒を飲んでいる。酔仙の純米酒であり、被災した酒蔵の製品である。マレーシアで純米酒1.8ℓの相場は160〜200リンギだが、今回は特価の120リンギ（約3,100円）で購入した。日本での価格と比べれば1.4倍ほどだろうか？本当は純米吟醸

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昨夜、日本レストラン（寿司店）でタイからの日本人ゲストを含む6人で会食した。金目鯛の煮付けを食べたいと思ったが、その料金にびっくりした。なんと870リンギ（約22,000円）！高価すぎるのでその注文を取り消し、金目鯛の兜塩焼きを2品注文した。そちらは6

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