日記をサボってて我輩が死んだと思われたらイカンので日記書く事にした。
「森嶋さん、血圧が気になるとの事ですが・・・」 （´･ω･）
看護師の女将さんがやって来た。
女将さんとは勿論、我輩が心の中で呼んでいる名前だ。
彼女はどっかの小料理屋にいる恰幅のいい女将さんを連想されるから、そう呼ぶ事にした。
今まで高血圧の我輩だったが、先生が処方してくれた薬のおかげで130くらいまでに落ち着いて安定した。
今日の透析で160台が2回出たので気になったのだ。
「13時と16時に160台が出てますね・・・」 (ﾟｏﾟ )
む！
探偵の血は引かないが、洞察力に優れている私は気付いてしまった。
その時間って宝塚さんが血圧測りに来た時ではないか。
これはヤバい。
自分ではクールに装っていたつもりだが、血圧計は正直に欲情数値を叩き出していたのだ。
俺は高校生か！？（´；ω；`）
我輩にとって血圧計は欲情探知機でしかない危険な代物だと言う事が分かった。
そんな宝塚さんは、今日はひどい鼻声だった。
「鼻声ですね」 (´・ω・｀)
「皆さんにそう言われるけど変わらないですけどねえ・・・」 (^。^;)
「いえ、鼻声です。風邪ですか？」 (´・ω・｀)
「何もないですけどねえ」 (^。^;)
「鼻炎ですか？」 (´・ω・｀)
「鼻水出ないし鼻炎じゃないです」 (^。^;)
「花粉症ですか？」 (´・ω・｀)
（今思うと11月で花粉症は無いだろ） ヾ(`◇´)ﾉ
「マスクして声が篭ってるんじゃないですかねえ」 (^。^;)
「いつもマスクしてるでしょ！」 ��(ﾟ◇ﾟ;)
透析の帰り道にこのやり取り思い出して気付いた。
考えてみれば透析の病室で風邪引いてるなど言えるわけが無い。
なんという無神経な事を問い詰めていたのだ。
我輩の女にもてない理由が一つ分かった気がした。
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