ニャンコタイプ・・？　ワンコタイプ・・？　あなたはどちら派・・？

今月も早々に３匹の美猫を飼っている南熱海のお宅を訪問してきた・・・

飼い主である女主の施術をしていると
一匹のニャンコがやってきて
先ずは警戒しながらじーとワシを見ていた

そのうちにくつろぎだした・・


施術が終わって中休みに
お茶をいただいていると
猫の話となった
３匹のうちの２匹はさかりがついていて
夕べは帰ってこなかったらしい・・

この猫は家に居るのが好きなタイプで
人見知りしないのだそうだ
ワシの元にもやってきた・・

この猫は子どもの頃から飼っていたそうだが
あるときいなくなって
一年くらい姿を現さなかったそうだが
やがて戻ってきたのだそうな

そして
久しぶりに暮らしてみると
お手　や　お座り　などの芸ができるようになっており

鰹節まんまが大好きになっていたのだそうだ・・・

女主からすると
居なかった間どのような人に飼われていたのか
分かるようで

（私たちより年配の女性で
あまり外を出歩かない人だ
と看破していたのである・・・）

猫に付いた癖や習慣から想像できるようなのだ・・・

ワシはこの猫も狩りをするのか確かめてみたら
するそうで
３匹ともに次々にハンティングして
獲物の小動物をもってくるので
女主はその掃除を毎日のようにやらされているのだそうな・・・
ハンティングしてくる小動物たちは
蛇、蜥蜴、ヤモリ、スズメ、ツバメ、蝶、バッタ　などに至るそうだ
（その死骸を毎日掃除させられているというのだ・・・）


これらのことを聴いていて
ここの猫たちはなんて自由奔放で猫らしく
暮らせているのだろう・・・
と思った・・

この女主人には
猫を自分の思いのままにしてやろうという思惑が
ほとんどないのである・・・

あるがままに受け入れておられるのである・・

（猫を飼う人の鏡かも・・・）

でも
傍から見ているならば
餌やり・お掃除　おばさんである・・・

これならば飼われているニャンコたちも
自由でストレスなどないだろう・・・


それにしてもニャンコたちの自由奔放なこと〜
嫌になったらプイと出て行ってしまって知らぬ顔
その一年間飼っていた飼い主は
居なくなってしまってどういう気持ちで居るのだろう
そういう人の気持ちなど
猫は知らぬ存ぜぬなのだろうな〜


（猫の身勝手を許す広い心がないと猫は飼えないのかもしれない・・・）

先月はここの美猫たちが
蝶、バッタ、スズメを次々に狩ってきて
嬉しそうにもてあそんでいる姿を見ていたのだが
そういうことをしている猫は
至福の時を過ごしているようで
可愛らしいし
活き活きしている・・・

対して弄ばれて死んでいく小動物たちは
すぐに動かなくなるし
死んでいるその姿は
漫画に描かれたとするなら目がバッテンになっている・・


猫は人間を襲うことがないので
ノーリードで過ごすことができる
何かの仕事を課せられることもない自由な存在だ・・


そしてDNAに刻まれた本能から
自分より小さな生き物の殺戮を行ってしまう
いわば
業の深い生き物でもある。


猫好きの人は
皆が猫好きなどと思ってはいけない。

猫が嫌いな人も少なからずいるのだ。
例えば
自分が大切に飼っていた
ハムスターやセキセイインコや金魚などを
猫に食べられてしまったことがある人から見たら
猫は悪魔みたいな存在に思えることだろう・・・

子どもの頃観ていたテレビ・アニメ「ガンバと仲間たち」を例に例えるならば
一匹のニャンコは
あの恐ろしいイタチの＜ノロイ＞に匹敵する存在であることであろう・・・


まあこれは犬好きにも言えることで
皆が犬好きだと思ってはいけない・・・


ワシは犬のかわいさも
猫のかわいさも分かる。

でもそのどちらかを嫌いな人の気持ちも
わからないではない。

では飼えるかと言うと
どちらも飼えない！
飼えるだけの何かをもっていないと感じるからだ・・・


もしもよ〜
神様が現れて
お前は犬か猫かなどちらかのペットを飼わなければならない
と言われたならば
あなたならどちらを選ぶだろうか・・・？

そしてあなた自身は
犬タイプの人間？

それとも猫タイプの人間？


一般的な見方からすると
犬は陽で　猫は陰　という感じかな・・・


ワシの持つイメージからすると
男性は犬派が多くて
女性には猫派が多いかな・・・


ワシのこれまでの経験からすると
女性の８割方がニャンコに近いように思う・・・


自由で　業が深いのサ〜　（怖）

多くの男性はリードでつながれているのサ・・・　（泪）



男性でもワシぐらいハードボイルドになると
鎖にはつながれていないし
自由奔放なのサ〜