mixiユーザー(id:12016789)

2015年10月07日16:09

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ごめん。

 闘病に関する応援はしたいと思う。ただ何だか会見やブログの内容見る限り、夫婦揃って完全にパニック起こして医者の話半分も聞いてない、あるいは理解してないんじゃないかって思えてきた。

 5年生存率50%っていうのも必ずドクターだったら『こういう状況なら』って言ってるはずだし、加えて言えばこの二人その件に関しての訂正にしても『医者によって違う、計算上の問題』って責任全部医者に押し付けた形になってるじゃん。リハビリも絵を描いてるんだっけ?リンパ切って『感覚がない』状態ならまず最初はリンパ液の滞留を防ぐマッサージと腕の可動域広げるリハからだよ。絵を描くとか細かい作業はその後。じゃないと根本的な可動域が小さくなって動きづらくなる危険性が高くなる。で、安定剤貰ってるんだっけ?ガンの治療してる人で安定剤をもらう人は少なくないよ。抗がん剤にしろ何にしろ治療で精神的に不安定になる人は多いから。

 ガンの事知らずに言うなと言われそうだから改めて言うけど私も昨年乳がん見つかってオペして今月末まで後3回抗がん剤がある身。温存だけどくりぬく形で摘出した大きさは4.5×4.5×2センチで病理検査と放射線後に言われたステージは『脇から転移が見つかるかもう少し大きかったらステージ3だったぎりぎりのステージ2』で、オペ前にも転移が見つからなかった事と確定検査の影響で脇を切ったら逆にその脇にがん細胞を植え付ける危険性が高いってドクターの判断からオペ当日に方針転換して北斗さんみたいに脇のリンパは切ってない。で、今までの大きな初期治療までに病状で言われた事は

・オペ前の家族も含めた主治医からのムンテラで『がんの種類が粘液性で特殊だった分進行が遅くて悪さも余りしてませんがこれ以上放置していたら確実にこのガンが原因で死にますからおとなしい今の内にオペで切除した方がいいです』
・放射線治療前の放射線科のドクターの説明で『紹介状でもらったあなたの状態だと取り残しの可能性があるそうだから治療しなかった場合元の患部からの再発率は1割〜4割と幅広くなるけれど、放射線治療をすればこれが3分の1になる臨床データがある。毎日来るのは大変だし少し副作用(最初の頃に多少の吐き気が出る、ピンポイントの照射だけど照射部分が日焼けに近いやけどでヒリヒリする、稀に終了後2〜3か月してから軽い肺炎になる場合があるっていう3つ)もあるけど3分の1なら再発率が幅も含めて下がる訳だし私は勧めるよ』
・放射線終了後に抗がん剤どうするかを決める時、主治医から改めてカルテと病理の結果見せてもらいながら前述のステージの事を言われて『転移してたらステージ3だから容赦なく抗がん剤治療になるけど、一応あなたは今のステージだと『抗がん剤治療をするのが望ましい』に留まる。でも僕はあなたの状態なら言った通りの状態だからあえて『やった方がいい』って勧めるね』

 この3つのみ。5年生存率に関しては特に言われなかったし聞くのも忘れてたというか聞かなくても『この先生達と治療すれば自分は大丈夫、必ず回復する』って疑いなく思ってるから聞こうとも思わなかった。

 だって主治医はちゃんと私の精神状態鑑みながら小出しにしつつ全部丁寧に説明してくれてたし、こっちも一応医療従事者の分ある程度の知識があるし、ドクターが的確な説明してるの良く分かって信頼もできたし、説明理解して回答してるのをドクターもちゃんと鑑みてたの良く分かって『ちゃんと治療すれば大丈夫』っていう安心がもらえたのと、同居してる両親は母が介護が必要なで父はそっちで精一杯だって分かってたから自分で全部判断しなきゃいけないのも重々承知してた分、ガンって事にびっくりはしても取り乱してる暇がなかったから。逆に余りに冷静に理解し過ぎててドクターの方が心配してくれてた位だったし。それでもやっぱり抗がん剤の途中でかなり不安定になって鬱の既往症があるのは知ってたから安定剤出す事になった時は『僕からも出せるけどむしろ僕よりは紹介してくれたA先生の方が付き合い長いから僕より分かってるだろうし』って逆にその辺りをずっと診てくれてる普段かかりつけにしてる婦人科のドクター(このガンに関しても触診した後『念のためちゃんと診てもらっておいで』と主治医のいる病院に紹介状描いてくれた人)に逆紹介の形で手紙を書いてフィードバックしてもらって薬も出してもらいましたよ(ちなみにそのA先生曰く『うん、確かに安定剤出した方がいい状態だけど下手に出すとあなたの意欲もそいじゃいそうだからあんまり俺としては薬出したくないんだよね〜…よし、前出してうまくバランスとれてた漢方薬のもうちょっと強い奴出そう。ただし飲んでたから分かるだろうけど効き目が自覚できるのは遅いからそこは覚悟してね』となり結果としては見事にその薬が合いました、どっとはらい)。

 そんな事もあって正直なところ家族そろってパニック起こしてる様にしか見えない今のあのご夫婦にはお互い精神的に落ち着くまで下手な情報出して欲しくない。申し訳ないが誤解の方が広がっちゃいそうな気がするし、治療してくださってる主治医にも迷惑がかかると思うんだ(実際生存率の件で迷惑かけてるし)。

■北斗晶退院会見 北斗&健介の心づかいに涙ぐむ報道陣続出
(週刊女性PRIME - 10月06日 21:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=3651135
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