夜半にすごく風が吹いていたがしばらくすると止んだ。
札幌に関しては、もう暴風雨の峠は越したらしい。
毎年秋になるとこういった爆弾低気圧がやってきている。
昨年11月3日、翌日のフェリーに乗るために猛烈な風の中大間に向かっていたが、途中でフェリー会社から4日のフェリーは全便欠航の電話があり、よこはまの道の駅で停滞していた。
ニュースを聞いていると大間で観光客が風で転倒し救急車で運ばれたという。
なんともひどい風だなあと思っていたのだが、翌日大間に到着し、やることがないから昼間から漁師の母ちゃんのやっている酒場で飲んでいてその話になった。
その観光客の婆さんは、かあちゃんが「危ないからふらふら出歩かないほうが良いよ」と忠告したにもかかわらず風の中に出て行って吹き飛ばされたのだそうだ。
かあちゃんの話によれば大間には台風はまず来ないが、こんな爆弾低気圧は初めてだと言っていた。
やはり世界的な気候変動は起こっているという感じがするが、それを即地球温暖化の影響に結びつけるのは安易すぎる気がする。
長いスパンで見れば、もっと大きな気候変動も普通に起こっている。
例えば10世紀から14世紀のヨーロッパは温暖だった。
だから日本では清少納言や紫式部が活躍していた頃に、北欧のヴァイキングは凍結していない海を渡り、グリーンランドや北アメリカ大陸にまで渡っている。
一転して14世紀から19世紀までは小氷河期で、冬になるとテームズ川もしばしば凍結し、氷上にテントを置きアイススケートやボーリングを楽しんでいた。
むしろ地球は寒冷期に向かっているという説もある。
仮に人間によって地球規模の気候変動が起こっているとしても、太陽黒点の活動や、マントル対流の動きによってそんな要素は吹っ飛んでしまうと思う。
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