という訳で、『死霊高校』見てきたYO!
『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』のスタッフが贈る…って、あんた達、なに同じ様な映画ばっかり撮ってるの!
今回は、演劇の中の絞首刑シーンで、うっかり本当に生徒が死んでしまった高校で、数十年ぶりに、その劇を上演しようとしたら…という、「どこから突っ込んでいいか」というお話でしたが。
学生が、人を殺せる絞首台作るな!
演劇で、本当に首を吊るな!
そんな縁起悪い演劇を、上演するな!
先生や大人も止めろよ!
と思いますが。
その辺が、きっちり、終盤の「衝撃のドンデン返し」の伏線になってたのには、感心したなー。
なるほどね!
POVホラーが、溢れかえる中、面白い味付けしたよね。
「物凄く怖くて、家に帰っても1人で眠れない!」というタイプでも。
最近流行の幽霊とボカボカ殴りあう武闘派ホラーでもなく。
「衝撃の結末は話さないで下さい」系に近かった。
あそこまでやるなら、いっそラストで「実はホラー映画じゃありませんでした」みたいに冒険するのもアリなんだろうけど。
一かバチかすぎるか。
あくまで「ホラーはホラー」と割り切るのが今風なんだろうね。
あとは『ラストサマー』みたいに、もうちょいバカな高校生の自業自得的な後味の悪さが、怖さに結びつくと良かっんだけど。
それをやると、リズムというか、テンポというか、スイング感が死ぬのかなぁ。
高校が舞台で、前半はバカな高校生の浮かれ具合を、死ぬほど見させられてムムムと思うが。
後半のショック演出は、見事というか、職人芸を連発されて惚れ惚れするね。
「お、なんか安心させに入ってきたから、そろそろショックシーンが…キター!」みたいな。
特に、あの終盤の意外な展開の連続は見事だったよ。
ソフト買ったら、叙述トリック物みたいに伏線探して何回も見ちゃうな。
今はお化け屋敷ホラーでも、ここまで伏線というかトリックに凝らないといけないのね!
大変だな。『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』のスタッフも!
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