ハハが入院した6月下旬、ケアマネさんと相談して「とりあえず介護認定を取り直しておこう」と言うことになった。
この「介護認定」というヤツは、介護をしてる人には「どないなっとんじゃ!」と思っている人も多いと思うけど、全然イケてないのである。
相談して申請書を郵送したのが6月末、調査員から連絡があったのが7月半ば、実際に調査員が来たのが8月頭・・・・・当初のワタシの予定では退院しとるわ
・・・というように、まずトロイ。 お役所仕事もいいトコである。
そして認定調査の当日・・・ハハは退院できていなかったので病院ですることになった。
・・・当然、ベッドの上である。
「自分の足で10秒以上立っていられますかー?」
イヤイヤ、腰の骨圧迫骨折なので立てないからベッドで聴取しとるんでしょうが。
「お風呂には一人で入れますかー?」
ダカラ!立たれへんもん、自力では入れないと思うんですがっ!
「お洋服は自分で切られますカー?」
だーかーらー! 腰が曲がらないっつっとろーが!!! バカか?オマエは!!
前半が身体能力的なことの聞き取りで、後半が認知の聞き取りなんですが・・・・
ワタシに認知確認項目がいくつか書いてあるシートをワタシてその人はこういった。
「あてはまるものがあったら教えてください」
イヤイヤイヤ。
ワタシは普段、ハハのプライドを刺激するようなことは言わないし、聞かせないようにしておる。
そんなことできるか。
勿論、そんなワタシの決意なんぞしったこっちゃない、その人は、ハハができないことを逐一
「ハイ、○○はできないー」 「はい、これもダメー」 とぬかしていきやがりましたのでした。
もう、ハハは噴火寸前である。
「はじめてあった人になんでこんなことを言われないといけないのだ?」的な顔をしている。
もっともだ。
そして、その人は去り際にワタシにいった。
「あ、お母さま、最初はなんで介護を受けられたんですか?」
いやいやいやいやいや。
ケアマネさんもちゃんと書いててくれてるのをワタシは見たぞ?
読みもしないでやってきたのか、アンタは。
エレベーターホールまで送っていきながら
「もともとは認知症ですよ。書いてませんでしたか?」
と言ったら・・・・・・・
「んまー、ちっとも気がつかなかったわ!」 (←それで何の調査をするのだ?)
だって。
喜んでいいのか、悲しんでいいのか。
一応、ワタシから見た認知症の状態を印刷したものを渡しておいたが、その人が置いていった調査票には「認知度:自立」とがっつり書かれていたのでした。
それでも確実に介護度は上がる予定。
なんなん? いったい
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