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2015年08月12日22:54

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伊吹山

昨日は、山のお花が見たいということで滋賀県の伊吹山に行ってきました。
2年振りの訪問です。

18きっぷの残り2日券を買っていたので、今回は18きっぷ利用。
茨木から高槻まで普通列車、新快速に乗り換えて米原へ。
米原からは普通列車で関ヶ原で下車して、バスで伊吹山駐車場まで行きました。
伊吹山は標高1377メートルあるのですが、頂上近くまで車で登れるのです。
もちろん下からの登山道もあるのですが、花目的なので楽をしました。

登山道入り口に、入山料300円を入れる箱が出来ていました。
前に来た時にはなかったので、去年か今年からできたのでしょう。
自然はタダのイメージが強い日本ですが、考えたら登山道だって誰かが整備しているのです。
いろいろと維持費もかかっていることでしょう。
自然は1日、いろいろ楽しませてもくれます。
個人的には、自然を守り維持するためにも入山料を取ることは良いと思います。
自分でいれる方式で、入れる入れないは個人の良心に任せる方式でした。

まずは西登山道コースを歩いて、山頂へ。
約1000メートル40分のコースとなっています。
のんびり花を見ながらなので、もっと時間はかかりました。
帰りは、約1500メートル1時間のコースの東登山道を通って下山。
もうひとつ、約500メートル所要20分の中央登山道のコースもあるので、その道を
通って再び山頂へ。
西登山道コースを通って、下山しました。

前回来たのは7月下旬でしたが、今回は8月中旬。
咲いている花も少し違っていましたが、たくさんのいろいろな花が咲いていました。
伊吹山は日本のほぼ中央部にあり、北方系の植物や日本海側分布の植物もあります。
たとえば、エゾフウロはここが南限なのです。
また、古い山なので独自に進化した固有種もいくつか存在しています。
イブキの名のついた植物もたくさんあります。
織田信長なども薬草を取るために保護した場所で、昔から知られていたようです。
いろいろな点で、特異な山かもしれません。

シモツケソウ・ルリトラノオ・クガイソウ・イブキジャコウソウ・コオニユリ。
カワラナデシコ・ツリガネニンジンなどなど、あげていくときりがありません。
フウロソウだけでもイブキフウロ・エゾフウロ・ヒメフウロ・ハクサンフウロなどが見れました。
イブキトリカブトもけっこう咲いていて、山ではもう秋に向かっている感じもしました。
あちこちにいろいろな花が咲いていて、かなり楽しむことが出来ました。

しかし、ここでも鹿の害が問題になっているようです。
鹿のために荒れ地になっている部分もけっこうありました。
花を守るために柵をしている場所もありました。
どこもそうなのでしょうが、鹿の爆発的な増加は深刻なようです。
彼らも一生懸命生きているだけなのでかわいそうな気もしますが、現実はそうも
言ってられないところまで来ているようです。

登山という感じではなかったけれど、すごく花を楽しめました。
自然の中に咲く高山植物は、やっぱりいいですよね。
関西でこれほど花を楽しめる場所はなかなかないかも。
遠いのでなかなか行けませんが、また行きたいと思います。

花を楽しんだ後は、大阪に出ていつも飲みに行く天六の「大峰」でいっぱいやりました。
昨日はたくさんの常連さんが来て、すごく久しぶりに会う人もいました。
もう少し早く帰るはずが、結局終電コース。
楽しかったから、まあいいか。
いろいろと楽しい1日でした。



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