後ろ髪をひかれる思いで降機すると、出口にはファーストクラスの乗客専用のアテンダントさんが待ち受けていました。
2007年に名古屋行きのLH便のF(現在は設定なし)に搭乗した際には、セントレアでそのような待遇はありませんでしたので、今回日本に帰ってから、そんなサービスが待ち受けているとは思っていなかったので、正直驚きでした。
アテンダントさんに案内されて、ウイングシャトルに乗車します。
私自身、関西国際空港で搭乗客として利用したのは2009年以来2度目で、ウイングシャトルの利用は初めてでした。
バゲージクレームで無事荷物を引き取り、これから名古屋に向けて帰宅の途につきます。
最強の「HON」付きのプライオリティタグが付いていたので、ストレスフリーの最優先返却でした!
2009年に利用した時は夜帰国だったので、はるか&新幹線でしたが、今回は時間に余裕があるので、南海ラピート&近鉄アーバンライナーに乗車して帰名しようと思います。
このとき時刻は7:53。
こんどのラピートの発車時刻は7:58発のラピートβで、発車時刻がかなり差し迫っていました。
しかし、この列車を逃すと難波からのアーバンライナー乗継に支障をきたすので、このラピートに乗車するべく、ダッシュで関西空港駅に向かいました。
急ぎ足でPiTaPaをタッチしてホームに向かうと、「間もなく発車します」のアナウンスが流れており、何とか滑り込みセーフで乗車できました。こんなギリギリな状況でも悠長に写真を撮っている私って…?(笑)
事前に指定席を発券してもらう余裕などなかったので、空いている適当な席に座ります。
関西空港駅を発車した時点では、車内はガラガラでしたが、最終的には70%くらいの乗車率になっていました。
車内発券では、乗車区間が「泉佐野→難波」で発券されました。
ラピート自体2006年9月以来ということで、かなり久しぶりの乗車だったということと、乗り遅れないことに意識を集中させていたため、乗車した時点では、スーパーシートの存在をすっかり忘れており、気が付いたのは車内発券を済ませた後でした。
鉄道ファンとして失格ですね…。(笑)
8:42、定刻で南海難波駅に到着しました。
ここからスーツケースを転がしながらてくてく歩き、大阪難波駅に到着したのは8:53頃でした。
南海〜近鉄の乗り換えには、思ったより距離があるのですね…。
これから9:00発のアーバンライナーに乗車します。これがこの旅の実質的なファイナル乗車となります。
ラピートではまさかの失念?でしたが、今度は間違えないようにこちらに乗車します!(笑)
座席は1人掛けシートを指定しました。
1人掛け座席は満席状態でしたが、座席指定はラピートの車内で、事前にスマホでチケットレス予約を済ませておりましたので、バッチリ確保できました!
DX料金が500円というのも、改めてお値打ち感がありますよね。
車内には、大型荷物を置くスペースが設置されていなかったので、車掌さんに相談したところ、使用されなくなった車販スペースの一部に置かせていただくことができました。
せっかくなので、テツらしく少しだけ前面展望を満喫しました。(笑)
そして11:07、定刻で近鉄名古屋駅に到着しました。
このあと名鉄に乗り換えて神宮前駅で下車しました。
そこからタクシーに乗車して、無事自宅に帰ってきました。
こうして、3泊5日におよぶスペイン弾丸旅行の幕を閉じました。
こんな短い旅でしたが、「A380&747−400のF乗り比べ」、「LHファーストクラスターミナル体験」、「AVE乗車」、「マドリード&バルセロナ観光」、そして「ニセ警官&マスタードスリ(未遂)」…などなど非常に中身の濃い旅となりました。
本当はもっと簡潔にこの旅行記を完結させる予定でしたが、気づいてみれば、今回も全41回にわたるダラダラ長編旅行記になってしまいました…。
相変わらずの自己満足満載日記でしたが、こんなダラダラ旅行記にお付き合いをいただきましたことを本当に感謝いたします。
さて、いよいよ8月下旬からは念願だった「こちらの地」を訪問します。
詳しいガイドブックが存在しない、情報量が乏しい土地である点や、普段観光客が訪れることのない、真夏での訪問(ハリケーンのリスクあり)になりますので、正直不安もありますが、もちろんそれ以上のワクワク感があります。
今回の旅は、日頃の行いの真価が試されるかもしれませんね!(笑)
無事この旅を終わることができましたら、いずれ旅行記としてアップしていけたらと思いますので、気が向きましたら、お付き合いいただけますと幸いに思います。
2013年スペイン弾丸旅行記【完】
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