ハハの面会に行くと、看護部長が声をかけてきた。
ちょっと話はそれるが、どうやら看護師さんたちの中ではワタシはチェックされているようだ。
まぁ・・・入院中のハハは認知症だし、ワタシも笑顔で挨拶するときと、「担当医師にあわせろ」と詰寄るときの落差が激しいので 『アブナイ人』 フラグが立ってて、あまりかかわりたくないのかもしれないw
そういうことを情報共有するより、ほかに共有する情報があるだろう・・と思うんだけど。
閑話休題。
看護部長はワタシを呼び止めると、ここ2〜3日のハハの様子を話してくれた。
ワタシもその中の困っていることについて、心当たりをいくつか伝えた。
問題点はやはり 『食事を取らない』 ということらしい。
2〜3日前から食事を柔らかめのものに変えてもらい、日中は点滴の状態だ。
でも顔はワタシがパニックに陥っていた頃より格段に穏やかになり、瞳もしっかりしている。
話す言葉もしっかりハッキリしているし、お隣の患者さんとも掛け合い漫才が出来るようになってきた。
・・・今のうちに勢いで歩く練習だぁw
* * * * *
「認知症の患者さんがこれだけいてはると、看護師さんもタイヘンでしょう?」(←タヌキ)と話をふってみると、やはり病院側でも困っているらしい。
「ぶぶさんところは希望をはっきり伝えてくださったり、『こうして欲しい』と言ってくださるので助かります」と言っていた。
穿った見方をすると、ワタシに対するヨイショ(もしくは嫌味)かもしれないけど、そうではないと思う。
『病院』も『職場』にはかわりないのだ。
ワタシが働いていた職場と同じだw
「資料がなく、情報も全員に伝わらず、若いモンが怒らせたお客様の対応はそういうお客様のあしらいが上手い人間に回ってくる」w
「どこも同じなんだ」と思ったけど、やっぱりそれじゃアカンでしょ・・。
それが分かっているから看護部長は『ハハの情報』を収集するためにワタシと話しているんだろう、と思った。
ここで必要な 『モヤモヤしたスキル』 がどういうものなのか、ハッキリと言葉にして伝えることができればいいのだけれども。
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