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2015年07月02日02:34

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「安心・安全」と言ってきているが

 実際には安心でも安全でもないのが新幹線。

 これまで、車内での犯罪といえば、スリに代表される窃盗系のものや
 痴漢・強制わいせつ行為、などが主たるものだったろう。

 車内以外では、自然災害が多いが、缶詰になった経験のある人も多いはず。
 停電すると空調も止まるので、夏なら熱中症、冬なら凍死の危険性もある。

 まあ、それでも、特にJR東海は、「お客様の安心・安全」のため、とか言い逃れして、
 実際には、現場で対処しようとする姿勢は見せてこなかった。

 代表的な例
 おおきな荷物を、車両の最終座席の後ろに置いておく行為。
 車内アナウンスで、置く場合は乗務員に一声掛けるように、と言ってはいるが、

 「あの荷物は私のものです」
 というと、

 車掌 「???」

 こちらの言っている日本語の意味が通じないらしい。

 忙しくて、それどころではないのだろうが、
 だったら、最初から車内アナウンス流すな!


 そんな、忙しくて、切符の拝見しかできない乗務員が、不審者を見つけることなんかできようか?


 日本語だけでなく英語も通じないのだが、まあそれは別次元の話だから、ここではとりあえず置いとこう。

 さて、本題だが、このような事件が起こることは容易に想定できていた。
 けれど、何も対策をとっていなかったのは実情。

 不幸中の幸いは、同乗していた乗客の数が少ない、火曜日の午前中、という条件だろうか?
 通勤時間帯や、金曜日のよるの列車だったら、もっと多くの人が命を落とした可能性はある。

 「未必の故意」

 を犯人に適用するなら、そうなることが分かっていたのに対策を取れていなかったJR東海にも適用すべきではないか?
 巻き添えをくらった人達は、「安全・安心」という言葉に騙され、乗っていて命を落とすような眼に遭うとは、100%思っていなかったのではないだろうか?

 事件後の報道内容を見ていても、JR東海の「他人事」的な対応が見て取れる。

 なお、多くの列車が泊まったことで、ものすごい多くの人が迷惑を被った。

 こんな自殺方法が可能なら、「安心・安全」どころか、そもそも列車で、定時に目的地に到達する、ということさえ危うくなる。
 旅客移動を、ひとつのインフラに頼りすぎているところも、社会の問題点として浮き上がってくるだろう。

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http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3495226

 東海道新幹線車内で男が焼身自殺して乗客が巻き添えになった事件で、神奈川県警は林崎春生容疑者(71)の自宅の家宅捜索で殺人と現住建造物等放火容疑を適用した。林崎容疑者は自分に火を付けたが、刑法は建造物や電車を焼損させた場合に放火容疑を適用することを定めており、警察は「自分に火を付けたかどうかではなく車内を燃やそうとしたことが放火にあたる」と判断した。

 一方で、逃げ場のない車内で火を放った結果、巻き添えになった乗客の女性が死亡したことも重視。乗客が死んでもかまわないという「未必の故意」があった可能性があるとして容疑に殺人を加えたとみられる。ただ警察幹部は「容疑はあくまで現段階のもので、今後の捜査で変わる可能性もある」としている。【長谷川豊】

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