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2015年06月30日22:01

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【第70期本因坊戦七番勝負第5局】

■井山四冠が4連覇=囲碁・本因坊戦
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3493145

囲碁の第70期本因坊戦7番勝負第5局(大阪府吹田市、29、30日)は、白番の井山裕太四冠(棋聖、名人、本因坊、碁聖)が黒番の山下敬吾九段に200手で中押し勝ちし、4勝1敗で4連覇を達成した。
また、四冠と大三冠を維持した。

● 山下九段、2回目のカド番を凌ぐ事が出来ず敗退 ○
http://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_info/70honinbo_5.html

井山本因坊は、態勢を立て直して本来の力が出せる状態なのかどうかを占う重要な番碁だったが、スコア的にも内容的にも不調から脱却へ向かっている事を感じさせる結果となった。
気持ちの切り換え出来ている様なオーラがあり、重圧から解放されて良い意味でリラックス出来ていたのかなと思う。
これで、大三冠を堅持して名誉本因坊へリーチとした。
現在進行中の碁聖戦へも弾みが付く結果で、名人戦へもモチベーションが下がる事なく入って行けそうなメドも経ちつつある。
この棋戦は歴史が有るながらも、名誉称号の獲得者が比較的多い棋戦であるというのもジンクス的には追い風。
来期は万全の態勢で迎えて、何とか名誉称号を獲得して行きたいところだ。

一方の山下九段は無冠の返上、並びに七大タイトル獲得総数通算15期は成らなかった。
棋聖戦(2年連続)と同様にスタートダッシュに大きくつまずき、苦しい展開を挽回する事が困難な経緯を辿っているという傾向が多い。
相手が相手だけに、最短でカド番へ追い込まれてからの逆転は大変厳しい。
現在、碁聖戦が進行中であるが、五番勝負なので立て直しに要する時間捻出が困難な情勢というのも苦しい状況だ。
何とか同じ轍を踏まぬ様、全力で次局を凌ぎ、棋聖戦と本棋戦とのリベンジを果すべく頑張って欲しいところ。
未だ先は長いながら、グランドスラム獲得の対象となっている来期の十段戦は可能性が残っている上、名人戦リーグの方も優勝の可能性が残っている。
従って、気を切らさずに踏ん張って可能性維持という状態を継続させて行きたい。

これで、4月に開幕した今年の毎日新聞社シリーズは双方共に4勝1敗で上座の勝利で終結となった。

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