今日は、シネマ歌舞伎を観に行ったが、歌舞伎の映画ではなかった。
坂東玉三郎が主演の芝居の映画だった。
大正のはじめ、日本橋に 二人の名妓、お孝(玉三郎演じる)と清葉(高橋惠子演じる)が」いた。
清葉に姉の面影を重ねる葛木は、一国橋で偶然お孝に出会う。・・・
泉鏡花作品独特の世界であった。
芸妓の意地の張り合いとか、男女の愛の行き違いなど、垣間見えた。
まさか そういう終わり方の芝居だったのか。と、思った。
高橋惠子は、芸者の役は お似合いだなあ。と、思った。
美しいし、儚げな所があったり、また、芸者の意地も 表現していて、ピッタリだった。
永島敏行の無骨な男の役は、哀れな感じもあった。
現実世界を しばし離れて、2時間余りを 過ごした。
この映画は 大人気で、満員状態で観た。
今日の朝、「ミッドランドスクエアシネマ」のページを見たら、もうすぐで売り切れになっていたので、
上演の2時間半も前に 映画館に出かけて、何とか チケットを 買えた。
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