短くても「濃い〜」のだ

04/05（日）の本日は、二十四節気のひとつの「清明」だ。
後夜勤の最終日明けで迎えた本日は、久しぶりに恵方（歳徳）の方位へ出掛けてみようと思う。
昨夜の 21:00 頃から起きっ放し。
今朝の 8:40 頃に帰宅し、10:00 ちょい過ぎに我が家を出発する。
小雨が降る生憎の天候だが、国道254号を経由して先ずは長野県の佐久市を目指す。
　


最初の目的地に到着。
不思議な事に、目的地に到着すると雨はピタリと止んでくれる。

さて、ココは佐久市田口に鎮座される新海三社神社の鳥居の前。
今年の恵方は庚（かのえ）の方位。
庚とはほぼ西南西の方位なのだが、この新海三社神社が正に我が家から庚の方位に鎮座されているので足を運んだ次第なのだ。
では、鳥居の前で一礼し、参道を進もう。
　


この新海三社神社の周囲は旧家のような歴史ある民家が大変に多いのに驚く。
参道の両脇にも数百年の樹齢を重ねた大木が多く、その歴史の重みを感じまくりながら参道を進む。
　


おぉ〜！　
ココら辺りから「空気感」が変わったぞ！　
凄い Power を感じまくる…。
　


あの階段の先にあるのが拝殿で、その奥には3つの本殿がある。
だから「三社神社」なのだそうだ。
恵方の神社に参拝し、気分もスッキリ！　
あぁ〜、やっぱりイイもんだ〜ね。

参拝を終えてこの階段を降り始めると、観光 Bus からの観光客の大勢が階段を上がって来た。
その観光客の中から私の名を呼ぶ声が…？　
いや〜もう、驚いた。
昨年の1月まで在籍していた以前の職場の方もいらっしゃったではないか !?　
何とも奇遇な再会に驚き合う我々であった。
　


神社には様々な銘柄の清酒が奉納されていた。
佐久は米所なだけに、日本酒も数多いんだネ。
　


さてと、次へ行ってみよう。
せっかく長野県のココら辺りまで来たもんで、美味しいお土産を調達せんとな…。
　


次の目的地に到着。
ココも私のお気に入り、御代田町の Feinkost Metzgerei Katayama さんだ。
この片山さん家の Kaeze（ケーぜ）が大好物の私である。
Kaese とは German（ドイツ語）であり、英語で言うと Meatloaf のこと。
あの「ふわふわ〜っ」とした食感の Fleisch kaese（フライッシュ・ケーゼ）は絶品！　
ついでにココの Original な Pizza Kaese と合わせて購入する。
ん〜、よしよし…。
素晴らしいお土産も手に入れたところで次へ行ってみよう。
　


ちなみに、ココは Mercedes な方や AMG な方々からも御用達の模様。
3 Pointed Star に挟み撃ち状態の Copen ちゃんは肩身が狭い…？　

さぁ〜、次は Curry だ。
お気に入りのお店へ Go Go！　
　


Curry 好きの私にとって「3本の指」に挙がるお店のひとつ、御代田町の「カレーの匠」さんに到着。
私を虜にした罪深き Curry を久々にいただこうではないか。
　


いつもの Counter を Get It！　
よしよし…。
ココが一番落ち着くのよ。
　


さぁ〜てと…。
　


一応は Menu を拝見するのだが、やっぱりココも私には Menu 要らずであった。
この手間を惜しまずにじっくりと煮込まれた「コレ」だっしょ！　
当然に「大盛り」である。
　


ココは辛さ加減も多用に選べるのが嬉しい。
最も辛いのが Level 7 の「辛口 ×3」なのだが、実は裏 Menu 的に更なる Level Up にも応じてくれるのだ。
しかし、その辛さ加減の選択でしばらく迷う。
迷いに迷いまくった揚げ句、本日は Level 10 の「辛口 ×6」でお願いする事にした。
待つ事しばらく…。
　


来たーっ！　
きゃ〜、美味そう〜！　
　


では、早速にいただきます。

ん〜。
ん〜〜〜ん。
この香り、このコク、Fond De Veau（フォンドボー）が際立つこの豊かな味わいはどうよ…？　
あぁ〜、素晴らしい！　
　


匠の技でじっくりと煮込まれた Beef Block を頬張れば、嫌な事なんか宇宙の果てまで飛んでいく、この悦楽の味わいに感動する。
あぁ〜、素晴らしい！　
　


そして、この Turmeric Rice との相性も抜群なのだ。
その絶妙な炊き加減がコレまたニクイんだから、もう…。
あぁ〜、素晴らしい！　

しかし、やらかしてしまった。
その辛さ加減の選択は大失敗だったわさ。
足りない…。
やっぱり Level 12 の「辛口 ×8」でお願いすれば良かった…。
教訓！　
次回以降は絶対に「 Level 12 以上でお願いする」と誓う私であった。

辛さの選択はしくじったが、やっぱり匠の技の Curry は悦楽の美味さに変わり無い。
コレを知り、コレを味わい、喜び楽しめる自分を幸せに思う。
その屋号「カレーの匠」は伊達ではない！　…と改めて感心する私なのであった。
　


いや〜、ご馳走さまでした。
本当に文字通りの「ご馳走」だったよ。
本当に罪深き Curry である。
　


何故か金曜日と日曜日の Lunch Time しか営業しないとあって、久々にココへ足を運ぶ事が出来た。
私にとっては「麻薬」のような存在…。
この私を虜にした（いや、麻薬中毒に陥れた…？）素晴らしい Curry を堪能し、意気揚々で我が家へと戻るのであった。

恵方に鎮座される佐久市の新海三社神社は、大変に素晴らしい神社だった。
そして御代田町の片山さん家で大好物の Kaese を手に入れたらば、とどめは匠の技の Curry で悦楽のひととき…。
夜勤明けの朝からという短い休暇だったが、そのお楽しみは猛烈に「濃い〜」一日に出来て大満足の私である。

次の休暇を楽しみに、明日からの前夜勤も頑張ろう！