KAJIMOTO(旧称:梶本音楽事務所)の萩原麻未さん
日時:2015年3月29日(日)
場所:オリンパスホール八王子
出演者 指揮/井上道義 ピアノ/萩原麻未
曲目 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16 チャイコフスキー:3大バレエ・セレクション 〜《眠りの森の美女》《白鳥の湖》《くるみ割り人形》(井上道義ヴァージョン)
※アンコール 【ソリスト】リスト:愛の夢 第3番 夜想曲 変イ長調、 【オーケストラ】チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』 より 「ポロネーズ」
演奏会を[前半]軽い序曲(前菜)、協奏曲(魚料理)[後半]交響曲(肉料理)に例えたとすると、今回は協奏曲(魚料理)+バレエ曲アラカルト(大盛デザート)といった軽い演奏会。
この日の目的は勿論のこと萩原麻未さんのグリーグのピアノコンチェルトで私にとって後半はおまけ(かなりこってりとしたデザートだった)。
萩原さんのグルリーグを生で聴くのは2012年11月以来の2度目。私としては萩原さんのピアノが聴ければそれだけでよいのだけれど、、、指揮の井上さん、嫌いではないのだが、協奏曲の伴奏でも目立ちたがり屋のところがチラチラと、、、もう少し独奏を盛りあげるきめの細かい繊細な伴奏をというのは文句のつけすぎか。アンコールのピアノソロをセットしてくれたので良いことにしよう。
おしゃべり大好き、パフォーマンス大好きな井上さんと都響の組み合わせ、都響定期を聴いていた時代にはなかったように記憶する。後半は井上さんの独壇場。バレエ音楽特集ということもあり、リラックスしたオケも前半以上に良く鳴っていた(都響ってこんなにバリバリ音を出すオケだったっけ..この日は特別?)。ホールの聴衆は大喜び、個人的にはちょっと耳が疲れてしまったかな...
萩原さんのグリーグのコンチェルトリストの小品が聴けて大満足の一日であった。
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