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2015年01月02日00:12

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「Windows 10」には非IEの新Webブラウザ搭載か──ZDNet報道

「Windows 10」には非IEの新Webブラウザ搭載か──ZDNet報道
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=3208282

IE は6で世界を席巻したが、それがピークとなった。その後のChromeの台頭は、CSS3, HTML5への対応であったが、これが遅れに遅れた。なぜ遅れたか。おそらく IEのベースとなったソースコードがそれ以上の改変を許さなかったのであろう。

COMベースで作成されたアプリケーションとしてIEはあまりにも巨大であり、かつ、必要とするインターフェイスの数も莫大であった。それらが協調して動く仕組みである以上、どこかへの変更は、局所的では済まなかったのであろう、と思われる。COMベースであることがIEの敗因だろうと思われる。

COMベースは実行形式の関係性を定義したものであるからインターフェイスが同じである限りは、ソースをコンパイルしたりビルドする必要がない。この点だけがCOMの利点であり、それはDLLの置き換えの拡張であった。

が、それは互いが疎結合することではない。疎結合か密結合かはアーキテクチャに依存にせず、設計に依存する。IEを構成するコンポーネント群は、ほとんど小さな更新さえ許容できない状況だったのだろう。

そこから IE7,8,9,10と4世代にわたる時間を必要とした。Windows VistaからWindows 8までの時間をかけて一度も Chromeに匹敵できなかった。この生産性の悪さ、改変の悪さ、は何もMicrosoftの技術力の低下だけが原因ではないだろう。

IE11になりようやく少しましなブラウザとなった。だが既に終わっていたのである。更に悪いことは IE11が搭載されるべき Windows8 系の大失敗である。

だが今回 iPhoneを使ってみて、そうは言っても、ブラウザは思ったほどどれもこれもイマイチであることが分かった。デスクトップはいざ知らず、スマートフォンにおけるブラウザへの不満はこれからくすぶると思われる。どれもこれも、イマイチと思われる。

となれば、この新しいブラウザはデスクトップよりも、スマートフォンなどをターゲットとすべきではないか。iPhoneであれAndroid であれ、Windowsであれ提供すべきブラウザとなるべきではないか。そのために作り変えている、というのなら、これはアリだとは思う。

だが、Microsoftの劣化は、既に単体の製品だけでは収まっていない。Windows Updateを初めてとする基盤となるべきサービスもまともとは言えない状況である。それは恐ろしいまでの劣化である。

Spartan スパルタン。だから、Microsoftの現在の技術力であれば、高い確率で、スカポンタンと呼ばれる事になるだろうと、そう予想する。

出たらもちろん使ってみるけどね。

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米Microsoftは次期OS「Windows 10」にInternet Explorer(IE)とは異なる新しいWebブラウザを搭載すると、米ZDNetのベテランMicrosoftウォッチャー、メアリー・ジョー・フォーリー氏が12月29日(現地時間)、情報筋の話として報じた。

【拡大画像】

 このWebブラウザはコードネーム「Spartan」と呼ばれており、「Internet Explorer 12」にはならないという。Microsoft独自の「Chakra JavaScript」やレンダリングエンジン「Trident」を採用するところはIEシリーズを踏襲するが、ルック&フィールはIEよりもChromeやFirefoxに近く、IEより軽いものになるという。

 少なくともデスクトップ版のWindows 10はSpartanとIE 11の2つのWebブラウザを搭載するとフォーリー氏は言う。現行のWindows 10の「テクニカルプレビュー版」にはIE 11のみが搭載されている。

 同氏は、Microsoftは来年1月21日に開催するWindows 10に関するイベントでSpartanを披露するとみている。だが、Spartanはまだ十分に安定していないため、同日リリースされる予定の次期テクニカルプレビューには搭載されないという。
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