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2014年12月13日21:44

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木香職人+ 第2回コンサート〜ピリオド楽器で木管五重奏〜

日時 12月12日  (ワンドリンクサービス付き)
会場 石森管楽器地下1階
出演  木香職人+ (フルート:新井道代、 オーボエ:杉本明美、 クラリネット:横田揺子、 ファゴット:永谷陽子、 ホルン:大貫ひろし)
曲目 F.ダンツィ:五重奏曲 ハ短調 op.68-3、 ヘ長調 op.68-2   W.A.モーツァルト: ディヴェルティメント KV.439B C.ウェーバー:ホルン小協奏曲 G.ロッシーニ:四重奏曲 他

会場は古いサクソフォーンが所狭し並んでいる管楽器専門店(ビンテージ楽器専門店?)の地下のホール。聴くのは初めての場所。そっけない雰囲気とピアノが置いてあるところから見るとジャズのライブに使われるホールのようも見える。
天井が低くあまり音響は良くない(ピリオド楽器による室内楽なので小さい空間でもあまり気にはならなかったが)。

1曲目のダンツィのハ短調でアンサンブルに統一感がないので会場のせいかと思ったが2曲目からは楽しく聴けたので1曲目は演奏者がまだ乗っていなかったせいかもしれない(2曲目がオーボエ、ファゴット、クラリネットというリード楽器だけだったので調和がとりやすかったのかもしれない)。

前半最後のC.ウェーバーのホルン小協奏曲は奏者自ら超難曲と言っていただけあって、音階用のバルブがないナチュラルホルンを吹く者にはとては至難の曲である(ホルンの朝顔部分に指を入れたり出したりて音階を作っていた)。大貫さんが話すように、確かにこれ1曲で演奏は一丁上がりといっても良さそうなほど骨の折れる難局を上手くまとめて聴かせてくれた。

オペラ作曲家でしか知らないロッシーニの四重奏曲(6曲中この曲だけは管楽器ようとのこと)もオペラのアリア思わせる旋律で聴いていてワクワクするような曲だった。

ドリンクサービスの中から選んだワインを演奏前から、楽章の間にチビチビやりながら5名の奏者の妙技を楽しめるというオツな演奏会であった。

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