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2014年12月08日20:54

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ロンドン 劇場音楽の黄金時代

日時 12月6日
会場 三鷹芸術文化センター 風のホール
出演 リコーダー:水内謙一、  ヴァイオリン:パウル・エレラ、戸田 薫
ヴィオラ:天野寿彦、  チェロ:エマニュエル・ジラール、  チェンバロ:村上暁美
曲目 コーベット:<劇場音楽のための新しい作品集>、  エクルズ:<狂える恋人>より エア(アリア)集、 ベブシェ(編曲):<乞食オペラ>より 抜粋(原作:ジョン・ゲイ)、 D.パーセル:<恋の仲直り>より 組曲、 H。パーセル:グラウンド ハ短調(チェンバロソロ) コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ(演奏:パウル・エレラ) 作品5-3 ハ長調 他

体調が完全でないのに2日続けて夜の演奏会は辛いなと思いつつ確認すると5時からの開演とある。それなら帰宅は遅くても9時なので安心と出かけることにする。

1600年から1700年にかけてロンドンでは音楽付の劇が盛んだったらしい。劇の中や幕間に様々な音楽が演奏されたとのこだ。イタリアのヴァイオリンの名手(この頃はイタリアが名ヴァイオリニスト産地だったとのこと)がイタリア人の曲(コレッリ)を幕間に演奏することもあったようだ。今回はそのような曲を集めての演奏会。

以前にも書いたことがるが水内さんのリコーダーは繊細で透明感のある音色が魅力的だ。戸田さんのバロック・ヴァイオリンは透き通るような音色で天から絹の布が降ってきたような軽やかさだ。2人の素敵な演奏を通奏低音と2ndを弾くエレラさん、ヴィオラの天野さんたちがしなやかで美しい音色で支える。

6名の極上のアンサンブルにより良き日のロンドンの劇場音楽を楽しむことができた。

※戸田薫さんのヴァイオリンの音色は下のサイトで少しだけ聴ける(パウル・エレラとの二重奏)
http://www.animaconcordia.com/

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