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2014年05月01日01:06

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【介護】 認知症最強!

ちょっとこのニュースとは違うけど、少し前に91歳のお婆さんが重度に認知症の91歳のお爺さんの介護をしていて、お爺さんが徘徊に出かけているときにJRで事故にあった・・という事件があった。

んで、JRはお婆さんとその息子に対して、損害賠償請求を起しているのだ。

JRが企業である以上、損害賠償という手段に出てくるのは理解は出来るんですよ。

でも徘徊老人が外に出て行くときってのは、どれだけ頑丈に戸締りしてても、普段ならその戸締りを自力であけることができなくても、ものすごい速さであけて出て行くんですよね。
だから「家人の不注意」みたいなことでは絶対にない。
父祖母は玄関の鍵4つをものすごい速さで開けて出て行きましたもの。
そして歩く速度も普段からは想像できないほど尋常でない。

少なくとも91歳のお婆さんが追いつけるものではない。
玄関が開いたらアラームなるようにはされていたらしくて、そのスイッチを入れ忘れてたらしいけど、そんなもん疲れ切って寝てる時に聞こえるかいな。
少なくともワタシは聞こえないと思う。

重度の痴呆老人はある意味で最強です。
介護する側は一刻たりとも目が離せないけど、敵は好きな時に寝て、好きなときに起きて好きなことをする。

この裁判はまだ上に行くそうです。
それはナゼカと言うと、そのご家族が「この判決が今後の同種の事件の前例になること」が分かっているからだと思います。

携帯のGPSなんて持ってでないから無駄(笑)、背中に住所を貼り付けても剥がしてしまうから無駄。となるとマイクロチップでも埋め込むほかないんだろうけど、それはそれでいろいろ問題がありそうです。
子供の誘拐事件なんかにも効果的だと思うんだけど。

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■行方不明780日 再会に家族涙
 <仮名2年認知症男性>行方不明から780日…家族の目に涙250
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2861580

行方不明から780日。重い認知症で身元が分からず「太郎」という仮の名前で暮らしていた男性が27日、大阪市内の介護施設で家族と再会し、本当の氏名を取り戻した。兵庫県の74歳。「きっと生きている」。そう信じ続けた家族は涙を流し、男性を支えてきた介護施設の職員らと固い握手を交わした。【銭場裕司、山田泰蔵】

「おとうちゃん!」

男性の枕元に歩み寄った家族は思わず声を上げた。「間違いないですか」。施設職員が確認すると、こみ上げる気持ちを抑えきれないように目を潤ませ、はっきり「間違いないです」とうなずいた。

成年後見人を務める山内鉄夫司法書士や施設職員によると、男性は数日前から高熱が出て、家族の来訪時はベッドで寝ていた。体調を考慮し、面会時間は15分程度になった。

「ちょっと、熱あるなあ」。家族は男性の額を手で優しく包み、大切なものを確かめるようにゆっくりなでたという。「少し肥えたねえ」「おじいちゃんに似てきたね」。手を握り締め、再会を待ち望んだ顔を見つめた。

山内さんによると、家族は男性が行方不明になり「悪いのは私」と自分を責め続けてきたという。苦しい思いを抱えながら「きっとどこかで元気に過ごしている」と信じてきた。

面会を終えた家族は山内さんや施設職員の手を両手でぎゅっと握り、「ありがとうございました」と何度も伝えた。表情は柔らかくほっとした様子で、感極まる職員も。部屋のネームプレートは本名に取り換えられた。1月1日が仮の誕生日だったが、本当の誕生日を祝うため、もう一度誕生会を開くという。

立ち会った施設職員は「何も分からない状態で介護は難しかったが、出身地や昔の仕事の話も家族から聞けたのでこれからはより寄り添ったケアができる」と笑顔をみせた。

男性の身元が2年間分からなかったことについて、山内さんは「残念だし家族がかわいそう。本当は数日で見つかっても不思議じゃない状況だった。家族がきちんと手続きしたのになぜこうなったのか」と厳しい表情で語った。

◇手作業で迷い人照会

全国の警察は行方不明者届があった場合、氏名や身体的特徴などをデータベースに集約している。だが、顔写真は登録されない上、氏名が分からないと事実上検索できない。

このため大阪府警は名前を言えない人を保護すると、顔写真や着衣などの情報を載せた「迷い人照会書」を別途用意して他の警察本部に送り、該当する行方不明者届がないか確認を依頼している。

保存期間が1年のため照会書は既に廃棄されたとみられるが、大阪府警に残されている男性の保護状況の記録は「青色ダウンジャケット、灰色スウェットズボン、黒色運動靴」。一方、兵庫県警の行方不明者届は「青色のジャンパー、ブルーのパジャマ、グレーズボン、黒の運動靴」。両者はほぼ一致している。行方不明と保護の日付は3日しか離れておらず、写真も添付されていたとみられる。にもかかわらず、なぜ照合できなかったのか。

府警から照会書を受けた兵庫県警は、本部の担当課が県内48署の行方不明者届ファイルを手でめくり、パソコン上に開いた照会書の内容と照らし合わせ、確認しているという。しかし現在、未解決の行方不明者届は2013年分だけで313件、ファイルは10年分。性別が異なる人では入念な確認は必要ないが、膨大な手作業のため、ここで見落としが生じた可能性がある。

また、兵庫県警によると、4月10日に府警からこの男性の迷い人照会書が改めて送付されていた。だが、他に照合が終わっていない照会書があり、毎日新聞の報道が出る19日まで確認作業に入っていなかったという。
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