ハハと私が二人揃って外出するときは、たいがい外食で、一人前食べられないハハは残したくなると「クーちゃんのおみやげ」といって、サラのウンチ袋を常に持ち歩いていて(なぜ忘れないのか?)、そこにガサガサいれて持ち帰る。
だから、クーちゃんは「オバチャンが帰ってきたら、あの袋の中の白い袋にはおいしいものが入っている」ということが分かっている。
そして、ハハがクーちゃんにやるのを忘れていると、手提げ袋をあさって目当てのおみやげ袋を引っ張り出して、完食するのだ。
百歩ゆずってそれはよいとしよう。
しかし、ワタシたちが帰ってきたら、居間のちゃぶ台の周りにティッシュとか菓子パンの袋とかがきれいに破かれて散らかってたりするのはやめてほしい。
大晦日の日は、前日に買った「みりん干し」の焼いたやつのはいったプラスチックのケースが引き摺り下ろされて、ケースは半分に割れていて中身は空っぽだった。
(ペットシートを敷いて)「クーちゃん、ここに座りなさい」
「おまえわー!!! オネーチャンかオバチャンがイイヨっていったやつしか食べたらあかんて、毎日毎日何回言わすんやー!!」
(震えながら一応「ごめんなさい」のポーズをするイヌ)
「ほんまにもう! もうこんなことしたらいかんねんで!」
・・・そしてクーちゃんが立ち去った後のペットシートにはチビったオシッコの跡が。
とか言ってると、誰かから「そんなん、本当に悪いとは思ってないですよ〜、ポーズだけー」といわれそうだが、今はそれくらいしかしようがないのだ。。
* * * * *
その後、二階に上がったら、脱ぎ散らかしたワタシの服のところから、なにか取り出しているイヌ。
そして、すました顔して、スッタカスッタカ歩いていく。
ワタシ「・・・! オカーサン! それ、カレーパンやっ! とりあげてっ!」
ハハ 「これ、クーちゃん、そんなン食べたらあかん。貸しなさい」
クー 「ヴーーーーー
」
ワタシ「なにが『ヴー』じゃっ!(ぱしーーん とオシリをたたく)」
クー 「キャウン」
ということで無事、よだれでベトベトのカレーパンを救出したのでした。
救出しても食べれませんが。。。
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