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おととい10日月曜日は、釧路は朝までに積雪があった。
出勤して、窓から見える釧路市役所の公用車駐車場の除雪作業が始まり、何気なく見たら排土板を装着した三菱ジープが前輪にチェーンを巻いて除雪しているではないか。
寒いから薄汚れた窓越しに写真を撮ったので、写真ではそんなにキレイには写っていないが、パッと見では新車かと思うぐらいキレイな車体で、フェンダーは錆びて大きな穴の開いた自分のくすんだJ53とは大違いである。
保管状態も良くきっちり整備している上玉だろう。
普段見掛けないが釧路市役所はこんなクルマも持っていたのか。
もし釧路市が廃車を考えているならボロボロのJ53と入れ替えたいところである。
昼休みにじっくり見ようと思っていたが、除雪作業は午前中にはすっかり終わり、車庫に戻してしまったようでどこに行ったのか見当たらない。
気になったので、昨日釧路市役所に衆院選の期日前投票に行ったついでに確認してみた。
契約管理課の車両管理係を紹介してもらって調べてもらったところ、間違いなく釧路市役所が所有している公用車だった。
かつて釧路市役所には車両整備工場部門があったそうで、当時故障車のけん引用などのため新車で導入して使っていた昭和63年式のジープで、整備工場が廃止されてからは主に庁舎の除雪用に転用している車両だそうだ。
年式からすると自分のと同じJ53である。
こんな状態のいいJ53なんてそうそう見つからない。
製造後25年も経っているから、そろそろ廃車にする予定でもあれば譲ってもらいたいところだ。
しかし残念ながら、今は新車で代わりになるクルマがないため壊れるまで使う方針のようだった。
整備状態も良好、保管状態も良好で錆び・腐れなどもなく、当分廃車にはなりそうもない。
名刺を渡して「廃車にするなら連絡してくれ」とお願いしたところ、「そのときは公売にかけます」と約束はしてくれたが、当分このまま使い続けるんだろうな。
それにしても状態のいい気になるジープである。
10万円くらいで譲ってもらえるなら欲しいな。
まだまだあるところにはいい状態のジープがあるんだな。
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