[2695]
オホーツク出張で網走に泊まっていた11月29日木曜日は、午前中にオホーツク地方の残りの市町村を回り終え、午後からは中標津→別海→浜中→厚岸→釧路町を回って帰る予定で、お昼になった中標津で昼飯を食べることにした。
今回は、ショッピングセンター「東武サウスヒルズ」に入居しているレストラン「ラ・キンコ」へ。
初代オーナー、「キンちゃん」こと萩本欽一氏からとった名前の店らしい。
福井・越前市名物の「ボルガライス」まであり、ものすごくたくさんのメニューがあっていつも何を食べるか迷うが、「kinko風かつ丼」なるメニューが目に留まった。
店員に「kinko風って何ですか?」と尋ねてみると、卵とじじゃない醤油味のカツ丼なんだと言う。
自称「全日本卵でとじていないご当地カツ丼評論家」の自分としては、これはご当地カツ丼ではないものの、まるっきりストライクゾーンで、「kinko風かつ丼(1000円)」を注文。
ご飯の上にはキャベツが敷いてあり一見ソースカツ丼のようにも見えるが、海苔まで掛かっているからソース味ではなくやっぱり和風なんだろう。
食べてみるとうなぎのたれみたいな甘辛い醤油味で、キャベツはなくてもいいように思っていたがあっても邪魔にはならない。
たれカツ丼にキャベツとは意表をついたが、これはこれで結構旨いな。
2切れはそのままおいしくいただいたが、問題は小鉢に出された温泉玉子である。
そのまま飲んでもいいのだろうが、せっかくだからカツの上に乗せてみる。
黄身を破ってみるととろり流れ出す。
衣に甘辛のタレが染みたカツに黄身のコクが加わり、揚げ油のコクともあいまってこいつは旨い。
すっかり完食、満足した。
釧路から100km圏内というこんな近くにも卵でとじていないカツ丼があったんたな。
初めて食べたが旨かった。
ログインしてコメントを確認・投稿する