【介護】　本日の教訓。

昨夜、布団にはいって電気を消してから気がついた。
「ナンチャッテ焼酎とお財布のチェックしとらん！！」

　あわあわあわ

ハハを起こさないように階下におりて、ナンチャッテ焼酎をジャバジャバ（扱いが雑である）作る。なんといっても私には「なんちゃら山の湧水２Ｌ」と「計量カップ」、そして「何度ですかマドラー」（正式名称は忘れた）があるのだ。
もう大体の感覚でわかっている・・・というか、薄めならどうでもいい（笑）。

次に財布のチェックをすると小銭しか入ってない。
普段は３千円入れとくのだが・・・なんと手元に千円札がないっ！！！！ではないか。
しかし、翌日（今日ね）はデイサービスのない日である。
手持ちのお金がないとなると、またご近所に迷惑をかけかねない。
仕方がないので、５千円札を入れておいた・・・・時から嫌な予感はしてたのさ。

　＊　＊　＊　＊　＊

今日、帰宅すると、散歩から帰ってきたハハとイヌが路地の表まで出てきて迎えてくれた。
のどかな風景である。
ここしばらく、ハハが食事をつくったことはない。
ほか弁とかお惣菜をかってきて簡単にすませるか、外食ですませることがほとんどであった。

だから、当然ワタシは「食事の支度ができている」ことなんぞ期待しておらず、「ごはん、今日は何食べよう？」と聞いた。
するとなんと「もうあとご飯炊けたらおわりやけど・・なんか食べに行く？」とハハが言うではないか。
ドびっくりのワタシ「いやいや、作ってくれてるんやったらそれ食べようよ！」
・・・と、うれしく思いながら台所にいった私は・・・ぶっとんだ。

我が家の鍋の大きいものから順番に４つ、どかどかどかどかとおいてある。
恐る恐るフタをあけると、たけのこの炊いたん、えんどう豆の炊いたん、なんかしらんけど菜っ葉の炊いたん、なんかしらんけどぶきみな魚の煮付けがどっさり・・・・オカーサン、お客さんが団体さんでくるんですかい？

我が家は３人家族だが、人間は２人である。でもって、ハハの食は異常に細く、ワタシは野菜が嫌いだ。
誰が食べるねん、コレ。。。
でも一応全部箸はつけました。全部同じ味付けでした。
えんどう豆は昔はふっくらと甘く上手に炊いていたのに、硬くてお砂糖が足りなかった。
あー、なんか、かなしいよなぁ・・・とか思って食事をすませる。

食事を終えて、もう一度落ち着いて家の中を見回す。

ナンダ？　このオクラの大袋は。
ナンダ？　このジャガイモが１０個以上入った袋は？
ナンダ？　この山盛りのオレンジは？

・・・これにアレだけの量の筍（皮付）・・・・どこからどうやってもってかえってきたんデスカー？　重くなかったんデスカー？　足も腰も痛くなかったんデスカー？
財布をみると小銭しか入ってなかった。あうあうあう。

久しぶりに５千円札なんぞがはいってたので、はりきったんだろう。
ちょっと心配だったご飯は（ボタンの押し方がムツカシイ）ちゃんとできてたから、まぁいっか。

　＊　＊　＊　＊　＊

昨夜の教訓から今日、２万円ちかく千円札をつくってきたワタシはハハの財布に３千円いれて、これからはぜったい千円札は切らすまい！と心に固く誓ったのでありました。

今夜作るナンチャッテ焼酎はいつもより薄めにしてやるっ


＜追記＞
　たまねぎも１０個以上はいった袋がありました。
　・・料理屋の仕込みか〜〜〜