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2011年10月07日00:43

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一会(いちえ)

今日はいきなり温かくなりましたねexclamationウッシッシ


最近急に寒くなって、
慌てて引っ張り出した上着たちも
今日はあんまり出番がなかったろうと思います(笑)


さてさて、本日は生理学の最後のテストでした。
(クラスメートの皆様、お疲れ様でしたexclamation

そして、

遅くまでテストを作成し、ポイント解説を更新し続けて下さった先生。
今まで多くを分かりやすく楽しく教えて下さり、
本当にありがとうございましたexclamationexclamation
感謝申し上げると共に、

来週からの木曜の自由を、心よりお祝い申し上げますexclamationウッシッシ


実を言うと今回の試験は、

恐らくは入学して初めて……必殺の気合いを持って臨んだ試験です。


何を物騒なこと言って……とお思いの方も居らっしゃると思います(笑)



発端は、先々週の解剖学の小テストです。



『ここまで覚えとけば大丈夫でしょ』
『多分これは小テストに出ないし……』



なんて、鷹を括っていたら


……ひどい点を取っちまいました。



慢心。
そして油断。



思えば、
運動学や触診実習、理学療法評価学なんかも出てきて
勉強量が足りない……このままではヤバイと感じ初めていた矢先。



俺は頭にきました。



己の不甲斐なさに。



そして復讐を誓ったのです。



結果を出す、と。



そうして今日



お勉強に付き合って下すった方々のお陰もあり、



満点を取れたのではないかと思います。



……かと言って、これは復讐の序章であります。



来週以降も続く解剖学の小テスト……ひいては中間テストで満点でも取らなければ、
ひとまずでも気が収まることはありません。




……ぜってぇ、やったる。



そんなわけで、この話はおしまいです(笑)



場面は放課後に移ります。


自習室で、脳みそについてノートを纏めていると、
Aグループ担任の某先生とお話する機会がありました。


ちょこちょこと教えて頂いた後で……


『こういうこと(脳みその仕組みや、各部分の役割)をちゃんと学んでおくと、
CTスキャン画像を診るだけで、
患者さんがどういう問題を抱えているか分かるんですよ。
診ることができない理学療法士も沢山居ますけどね。』


けれど、相手の状態が分からなければ、
リハビリやるのは危ないですよね?


『そう、要はリスク管理なんです。』



……勉強じゃない、医療者としての視点。



頭じゃなくて、胸に残る言葉。



この人は、今まで何を見てきたんだろう?



先生の話を
俺はもっと、真剣に聞かなきゃいけない。



近くで勉強する先輩方へ対するアドバイスにも、
ハッとするものがあった。


「〜で、赤ちゃんがどれぐらいの期間で寝返りを打つ(習得する)のか分からないんですよ。
文献によっても、期間はまちまちで……」



『期間はどうしても個人差があって、教科書通りに覚えても応用が効かないんですよ。
だから大事なのは、赤ちゃんが何をどんな順番で覚えるか知ること。

例えば、赤ちゃんは両手で手を叩く(拍手みたいな)でしょ。

赤ちゃんはそうやって、
右手と左手……右と左っていう概念を覚えるんですよ。
同じように、
手で足を叩いたりするようになると、
上と下っていう概念を学ぶわけ。

そうやって空間や自分の体を把握していって、
ある日、上手に重心を移動して寝返りを打つんです。』



……すげぇ。
赤ちゃんの気持ちになれそうなぐらい、
相手の視点でモノを考えてる。


赤ちゃん……相手がどういう経過を辿るのかをまずしっかりと学んで
今はどんな段階かを冷静に見極めて、
今後の計画を考えるのが大切……ということだろう。


……もっと勉強しないとな。
そして、本当に経験を積まないと。








帰りに、大森駅にある一会(いちえ)というラーメン屋に寄った。


味噌ラーメンが美味しい店だという話を聞いていたのだ。



東京では、味噌ラーメンがメインってあまり見ない気がする。



店の中は、
BARと見紛うほどに暗かった。



食券……もない。



カウンターに座って、薄明かりにメニューを照らす。


塩ラーメンもあるのか。
さらには醤油、つけ麺もやってる……と。



とはいえ、
まずは店の看板の味を確かめるのが僕の流儀である。


『ネギ味噌ラーメン下さい。』



僕の他に一組だけいたお客さんも帰り、
なかなか静かだ。



手持ちぶさたにメニューを眺める。



……店に入った瞬間、
なんか、カタイ雰囲気だと思ったけれど



ピカピカに磨かれた、
とても直線的なカウンター。
配置されたメニューボードや調味料まで、
かなり神経質に、美意識を持って並べられたと分かる。



……しかも、ピアノジャズが流れてる。



第一印象が、BARみたいって感じたのも無理はないな。



……ん?
サイドメニューも推してるな。
“野菜と肉の旨味が詰まった、ジューシーな餃子です“



若そうだけれど
かなりクセのある……己の美学を持った店主殿とお見受けした。

サイドメニューも、半端なものは出すまい。
推してる品には、彼の美学が詰まっているはず。
……野菜食いたいし。



『すいません、餃子も追加でお願いします。』



一瞬、あまり表情を買えない店主さんが、嬉しそうな顔をした……ような気がした。



……アタリ、か?



そうこうして、最初にラーメンがきた。



美味い。
強烈な個性はないけど、
スープも肉も麺もメンマも、とてもバランスが良く、食べやすい。


味噌ラーメンってクセがで易いのに
すっきりまろやかで、味もなかなかしっかりしてらっしゃる。


静かに、ウマウマと食していく。


……ここで事件が起こった。


餃子である。


まずはしっかり味を見ようと思って
タレには醤油だけを入れた。
酢も、ラー油も待機である。


そして餃子を口に含んだ瞬間



野菜と肉の旨味が、ジュルジュルと音をたてて襲ってきやがった。



ヤバい。マジで旨い。
酢もラー油もいらねえ。



誇張でもなんでもなく
下手すると醤油も要らないかもしれない。



1品1品を、繊細に美味しく作る店。
こういう店の塩ラーメンは、絶対旨い。


次に来たら、塩を食べようと決める。



……しかしこの店、



こんなムーディー路線で、昼はどんな雰囲気なんだろう?



気になる店、一会(いちえ)。


たまたまか知らないけど、お客さん少なかったし
応援したいな。



なんだか、妙な1日でした(笑)
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