[1894]
函館競馬観戦に行った日曜日24日は、お昼を湯の川の店に食べに行った。
その店の並びにハセガワストア湯の川店があった。
ハセガワストアとは、函館市内だけに店舗展開しているコンビニで、店内には厨房があり、注文を受けてから焼いて弁当にしてくれる「やきとり弁当」が名物で、豚串なのに名前が「やきとり」なのが面白いと評判になっている。
この日は、競馬観戦を終えたら長距離バスで札幌へ出て、札幌から夜行バスで釧路へ帰る予定で、札幌到着が21時を過ぎる予定だった。
札幌に着く前にお腹が空いてしまうだろうから、やきとり弁当シリーズを買って帰るのもいいなと考え、ハセストにも寄ることにした。
すると、入口にこんな掲示があった。
「やきとり弁当W(499円)」なんてあるのか。
たれ味のやきとり3本、のり2段、ご飯の中には塩味小肉がはさまっているのか。
いいじゃないか。
今回はこの「W」を買って帰ることに決めた。
早速、注文伝票に記入して渡し、出来上がるのを待つ。
その間店内を見て回っていたら、こんなものを見つけた。
Wちくわパン!
穴にツナを詰めたちくわが入っている「ちくわパン」は北海道では市民権を得ており、スーパーなどで普通に売られている。
手軽でそこそこ旨いので、ボクもときどき買って食べるが、ちくわが2本入っている「ダブル」なんてあるのか。
夜行バス明けの翌日の朝飯にするのもいいな。
「ダブルちくわパン(148円)」も買って帰ることにした。
函館競馬観戦を終え、都市間バスで札幌へ向かい、室蘭郊外を走る頃には夜7時半を過ぎ、そろそろ夕飯を食べよう。
しかし、バスはことのほか揺れ、車内でやきとり弁当を食べるのは難しそうだ。
この日は昼飯もかなり食べたから、小腹が空いた程度でがっつり食べたいわけでもない。
明日の朝食にしようと買っておいた「ダブルちくわパン」でいいや。
車内では「ダブルちくわパン」を食べることにした。
しっかりちくわが2本入っている。
ちくわの穴にはツナマヨが詰められており、そこそこおいしい。
手軽で、揺れる車内で食べるのにもちょうどよかった。
そして、札幌から夜行バスで翌日早朝釧路に帰ってきた。
鞄の中にはハセストの「やきとり弁当W」が残っている。
自宅で朝飯に食べた。
まず、いったんフタを開ける。
整然と豚串が並んでおり、このままじゃ串が邪魔である。
容器の片方のフチには窪みがある。
この窪みに串が乗るよう移動させる。
再びフタを閉じ、フタを押さえ付けながら串を回し抜く。
串は抜けたが具が手前に寄ってしまうのが玉に傷だ。
箸で並べ直してからいただく。
ハセスト名物の「やきとり弁当」だから、鶏肉でなく豚肉である。
そして、今回は「W」だから、ご飯の中からもお肉が出てくる。
中に入れられているのは塩味の小肉とのことだから、鶏小肉かと思ったら、豚串と同じ豚バラ肉だった。
もはや1晩経ってしまっているから、上に乗っていたのがタレ味で、中に入っていたのは塩味というがよく分からない。
それでも、ご飯と豚がよく合いおいしい。
これで499円なら上等である。
釧路に帰ってきてから函館の味を楽しめたんだから満足である。
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