mixiユーザー(id:18367645)

2011年03月17日12:06

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義援金をどこを通じて寄付するのがベストなのか悩み中

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東北関東大震災の被災地への義援金はとりあえず用意してあるが、まだ寄付していない。

どこを通じて寄付するのが適当なのか判断つきかねている。

個人でできる金額などたかが知れているものの、寄付するなら効果的に寄付したいし、どう使われるのか自分が望むところへの支援に回して欲しい。

mixiでも誘導している募金サイトは、自分が寄付する額と同額をmixiも出してくれるというので、実質的に倍の金額の寄付ができると書いてある。

10万円で20万円分の寄付ができるのか。

これはいい考えだな、と思ったが、その寄付金の行き先は日本赤十字社となっている。

それでも十分被災地の役に立つのだろうが、日赤に集められた寄付金がどのように使われるのか明確な説明がなく、仮に医療活動のみにしか使われないのであれば自分の意思とは異なるので躊躇している。

国境なき医師団なども活動自体は素晴らしいと思うが同様である。

いっそのこと津波で被災した地域を抱える各県庁を通じて寄付して、各県の好きなように使ってもらえれば自分の趣旨に合うので、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の各県のHPを見てみた。

青森県庁はどう分配してどう使うかまったく書いていない。

岩手県庁は「別途配分委員会を組織決定します」となっている。

福島県は、「福島県義援金配分委員会において、県内での公平な配分が決定されます」か。

要するに「今はそこまで考える余裕がないからとりあえず積み立てておく」ということなのだろう。

宮城県庁は割と分かりやすく、寄付金と義援金を区別して募集しており、寄付金は「県が行う災害復旧等対策の財源として活用」、義援金は「被災者に対する生活支援として活用」と説明してある。

自分の意思としては、使途は宮城県発注の公共事業の財源にしか充てないという「寄付金」よりは「義援金」の方だな。

ただ、「義援金」については「集められた義援金は,県,日本赤十字社県支部,市町村等で構成される義援金配分委員会により公平に配分が決定されます」となっているから、慣れている日赤が仕切る可能性が高いのかも知れない。

茨城県庁も宮城と同様に「寄付金」と「義援金」とに分けて募集しているが、「義援金」は共同募金会と日赤の口座が紹介されているだけだ。

千葉県庁も共同募金会と日赤に誘導しているだけである。

要するに茨城県と千葉県では直接募集はしていない、ということみたいだ。

困ったな。

いっそのこと、東電の福島第1原発で放射能を浴びながら必死の作業に従事する自衛隊員や機動隊員、東電と協力会社の作業員に今直接支援できることに使ってもらえるならそれでもいいのだが。

まあ、今はまだ被災地ではお金が必要な段階以前の段階なのは間違いない。

ますは情報、次に交通路と通信、そして緊急支援物資とライフラインが必要な段階で、お金はその後だ。

慌てて募金する必要はない。

新潟勤務時代に中越地震があったが、集められた義援金を効率的に使えず、最後は使い残してしまって「家屋が全壊した被災者に数万円ずつ分配」して処分した市町村もあった。

確かに、家がなくなっちゃった被災者はかわいそうではあるが、「家が全壊してしまった被災者だけに金を配る」ための目的で義援金を送る人はそう多くないだろう。

もっと前に医療に使ってもらえれば助けられた命もあっただろうし、中越地区は豪雪地帯だったから、雪下ろし作業費に充当してもらってもよかっただろう。

できれば被災者、被災レベルに応じて濃淡はつけつつ均等に、役に立つように効率的に使って欲しいと思う。

ましてや、医療や看護、介護など、圧倒的に不足していて被災地で緊急に必要とされる技術も持たず、クルマの運転と力仕事くらいしかできないのに、ましてや頼まれてもいないのにいても立ってもいられず「何かの役に立てるのではないかと勘違いして」自分の食事も寝袋もトイレットペーパーも(女性の場合は生理用品も)持たずに「旅行気分」で被災地に押しかけてきてしまう役に立たないボランティアの食事や毛布、トイレットペーパーなどに使って欲しくない。

被災地で水道が復旧したとしても、津波で下水処理場はやられちゃっているだろう、うんこする人が1人増えるだけでも迷惑なのだ。

話が逸れたが、これだけ集中的に報道されていれば、放っておいても岩手、宮城、福島の3県に義援金が集中するだろうが、被災者はそれ以外の県にもいる。

今後復興予算も組まれるだろうが、十分な財源もないからせいぜい復興国債を発行して、さらに高速無料化と子ども手当の財源も回してどの程度の復興事業ができるのか分からないが、被災エリアが広過ぎるから全然足りないだろう。

地域を限らず被災地の仮設住宅向けに使ってくれる団体でもあればそれでもいい。

段々落ち着いてきて報道量も減ってくると、「これから復興」という頃には義援金も尻すぼみになってくるだろうし、次の大災害が発生したら国民の関心がそっちに移ってしまう。

おそらく津波が襲来したに違いない仙台市宮城野区に4年間暮らしていたこともあるし、流されちゃっただろうが石巻市や気仙沼市、亘理町、山元町などには飲み食いしに行く店もあったし、東北が復興してもらわねばボクも困るのである。

いつどこに義援金を充当してもらうのが適当なのか、そこに使ってもらえる団体はどこなのか、もうちょっと見極めてから寄付しようと思う。

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