「ベジラーメン菜菜Rosso」(らあめん花月)は、野菜の旨みで味付けされたラーメンです。茹でたキャベツやタマネギの上にトマトソースが乗っています。rossoとは赤という意味です。
日本人から見れば、トマトソース味のラーメンはとても奇異なものです。でも中国人から見れば、魚介だしのラーメンもトマト味と五十歩百歩なのかも知れません。そしてイタリア人から見れば、和風スパゲッティは奇異なものでしょう。
そういえば、日本食も世界で様々にアレンジされています。日本人から見れば奇異なアレンジであっても、現地では普通に食べられているみたいです。大事なのは、日本の味をそのまま守らせることではなく、その料理の起源がどのようなものであるかを理解してもらうことだと思ってます。例えば納豆スパゲッティはイタリア料理であるかのように勘違いしないことが大事です。
文化の優劣は視点によって異なります。もし優劣を必ず決定できるとすれば、それは視点を共有することでしかありえません。はたして世界の人々は地球人として視点を共有することができるのでしょうか。
そんなことを考えながら、ラーメンを食べました。
キャベツは炒めたものの方が好みです。< この日記の主題!
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