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2009年02月06日01:24

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拷問

毎週、稽古には参加しているが、何ヶ月振りに先生の前で演武をした。
情けない事にボロボロだった・・・
その姿を見ていた先輩に「森嶋君の居合は薄い」と言われた・・・
めちゃくちゃ凹んだ。
我輩の昇段審査は秋の10月だからまだまだ時間はあるな。
頑張らねば。

4月に行われる春の居合の昇段審査。
審査を受ける先輩、後輩達が一人一人、先生に注意を受ける。
受審をしない者達もいずれ当てはまる事なので我輩含めて全員が真剣に聞いている。
緊張感に包まれた稽古場。
そんな、しんと静まり返っている空間に聞きなれてる音がした。


ブッ・・・


「えっ・・・??」  Σ(・_・)

「(誰か屁こいた!!)」 (゚◇゚i)

「こ、この状況で、そ・・・それはない・・・グッ・・クク・・」 。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。

葬式の最中で屁をされたくらいの拷問だった。
なんで笑ってはならない状況下におかれると可笑しさが倍増するのだろうか。
私はとっさに汗を拭く振りをして顔を隠した。


稽古後に初めて先生のお宅に伺いカレーうどんをご馳走になった。
先生が「森嶋君は朝、昼と食べてなくてこれが最初のご飯」などと冗談を奥様に言った。
「うっわ!失礼〜」と思ったが、いじられる我輩は「先生に好かれているんだな、よかった」と思った。
が、真に受けたのか先生の奥様が「もっと食べなさい、もっと食べなさい」と言われるので、なんか派遣切りされて配給を受ける人のような錯覚を起こしてしまった。
おびただしい量のカレーうどんを食べさせて頂き、おなかがパンパンで自慢の腹筋肉が消えて無くなってしまった。
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